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ウォークラリーでSDGs学習(倉敷市立倉敷第一中学校)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2021年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

約300人の生徒向けプログラム。班毎に鑑賞施設のミッションとSDGsに繋がるワークポイントを設定し、島内を徒歩で周遊しながら色々な発見を楽しむことができた。

■開催日時
2021年10月29日(金)
(9/30事前授業、2/17事後講演)
■参加者
301名+教員5名+添1名
■対象(学年)
中学2年生
■問い合わせ日
2021年1月24日(日)、7月17日(土)視察、9月30日(木)事前訪問授業
■認知経路
ウェブ問い合わせ
■来島経験
初来島者多い

9/30事前授業 校長室より配信
2/17 事後講演

スケジュール(日帰り)

特徴

プログラムの特徴

・300人規模は初の試み。8名以下での徒歩移動という条件で成立させた。
・ワークポイントの設定や、教員が視察を踏まえて作成したウォークラリーにより、自由な活動の中に学びの要素を組み込んだ。
・事前レクチャーで作品鑑賞の方法、アート以外のものへの目の向け方などをお伝えした。

参加者の声

直島には新しい価値観があふれていると思った。

作品そのものだけでなく活動の背景や作品設置の理由について興味が湧いた。作品以外のものにも着目し、なぜ作家はその作品をつくったのかなどアートを深く感じたい。

作品をじっくり鑑賞し、気づいたことを書き出し、なぜそう思ったかを考え、自然や暮らしとの関わり方を見つけたい。

学年主任教員より

例年兵庫県に行っているが、コロナの影響で直島へ変更。自身の思い出深い場所でもあり、これを実現するために教員になったような使命感を持って取り組んだ。

■満足度
5 / 5点
■再利用意向
4 / 5点

まとめ・考察

・事前レクチャーや文面での質疑応答、グループごとの周遊計画作成など、準備を丁寧に行ったことで、大規模な教育プログラムを実現することができた。
・SDGsテーマの学習で、直島でSDGsを直接学べるポイントを探す傾向があり、持続可能な社会について自分なりに考えるという方針に軌道修正することに注力した。
(藤原)



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