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イングリッシュキャンプ(津山東高等学校)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2021年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

英語×地域×アートのプログラム。ベルリッツ講師にご協力いただき、英語でのアートを使ったコミュニケーションを実施した。

■開催日時
2022年3月23日(水)10:00~17:00
■参加者
計30名
■対象(学年)
生徒21名(高1・2)、教員3名、ベルリッツ講師2名、外語学院留学生4名
■参加費
6,993円
■問い合わせ日
2021年9月7日(火)
■事前学習
2022年3月15日(火)オンラインレクチャー /ベルリッツ英語交流会
■認知経路
ベネッセホールディングスより

スケジュール(日帰り)

特徴

プログラムの特徴

・英語でのプログラム依頼のため、ベルリッツと協働で企画。
・BASNレクチャーと英語講師との交流会を事前にオンラインで実施。
・グループごとに英語講師と一緒に鑑賞する行程を作成。
・作品を観た気づきを共有し合えるよう、英語の作品鑑賞ワークシートを用意。
・全員が英語でアウトプットする機会を設けた。

参加者の反応(生徒)

(事後アンケート抜粋)

「現代アートとは」という問いに答えがないからこそ、見た人の数だけ答えが生まれると思った。

事前学習はリモートでのコミュニケーションで不安だったが、来島時は町の風景や家プロジェクトを見て感想を言い合えたりたくさんコミュニケーションをとる事ができた。

現代アートは何を表現しているのか本当に難しいものがたくさんあったが、考えるのは面白いと思った。

企画担当者からの評価

■満足度
5 / 5点
■再利用意向
5 / 5点

■コメント(教員より)

直島とアートをツールに英語でコミュニケーションをとれるプログラムは他になく、生徒も非常に満足していた。

特に良いと思った点

島の活性とアートの魅力にふれながら学び、将来の視野を広げることができる。

ベネッセハウス ミュージアムでの時間がもう少しあったらよかった。1日で完結するのはもったいない。

まとめ・考察

・英語でのコミュニケーションを促すため福武財団/ベルリッツ双方でツールを用意。活用場面が見られた。ワークシートは、思考を整理し言語化する上でも有効だった。
・ベネッセハウス ミュージアムでは好きな作品を選び、気になるところと選んだ理由をグループで発表。同じ作品を選んでいても人によって解釈が様々で、コミュニケーションを生むきっかけとなっていた。
・作品の印象から社会課題に結び付けて解釈をしている生徒もおり、1日を通して作品の見方を身に付けていた様子が見られた。ベネッセハウス ミュージアムはもう少し時間を長く設定してもよかった。
・様々な国の講師が参加していたので、作品の見方と国の風景や文化との関連性を考えるようなワークを入れてもよかった。
(大黒)



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