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認知症になっちゃったおばあちゃんへ。

こんばんは。ムラカミリョウです。
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さてさて。

今日はタイトルの通り「僕のおばあちゃんが認知症になっちゃったこと」について記事を書いていこうと思います。

年齢も80歳を超えた僕のおばあちゃん。岡山にあるおばあちゃん家には年に2回(お盆とお正月)に帰るようにしていました。

で、去年あたりからちょっとおばあちゃんの様子がおかしくて、
帰って食卓で話している際、数十分おきにさっきも聞いた同じことを聞くようになったんです。

忘れっぽいな、という感じから「あれ?ちょっと様子おかしいぞ??」みたいになって。

次会った時は僕(28歳)のことを大学生だと思って「授業はもう終わったの?」と聞いてくるようになりました

(まあ。。。たぶんそう言うことだろう、)と察知して
ちょっと悲しかったけど、咎めたり修正することはなく「終わったよ、ありがとう」というようにしました。

だって、本人がその事実を受け止めてしまうと一番ショックだろうからね。
優しい嘘はついていいんだなって思うよ。

知識がなかったので調べてみると、「認知症」は病名はなく、認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、社会生活に支障をきたす状態のことを指すのだそうです。

認知症の一つが「アルツハイマー病」(これ聞いたことあるよね)だそうで、認知症の約6割がアルツハイマー病と呼ばれるものに該当するそうです。

今では若年生アルツハイマーっていう若い人でもなる病気だと知ったんだけど、どれくらい若い人でもなるのか調べてみるとビックリ。

18歳~64歳らしい。

つまり僕も若年生アルツハイマーにかかる可能性は全然ゼロじゃないってこと。

詳しくは調べてみてほしいのですが、アルツハイマー病とは脳の神経細胞に支障をきたして記憶の入れ違いや障害が起こってくるものだそう。

アルツハイマー病では、脳の神経細胞が減少する、脳の中で記憶を司る「海馬」を中心に脳全体が萎縮する、脳に「老人斑」というシミが広がる、脳の神経細胞に糸くず状の「神経原線維変化」が見つかるといった変化が現れることがわかっています。

おばあちゃんが僕を大学生と間違えたことを見ると、アルツハイマー病の可能性は高そうだね。

ちょっと怖いのが、このアルツハイマー病。

原因は脳梗塞とか脳出血とか「脳」にダメージが入った時に起こりやすくなっているということはわかってるのですが、根本的な治療方法がまだ見つかってないとのこと。

どうやら治療を遅らせる薬みたいなのはあるようだけど。
なので、僕のおばあちゃんは改善するよりその病気と付き合っていくしかなさそうです。

だけど、自分がもしなったらって考えてもちょっと怖いよね。

ドラマみたいに人のことを誰だか忘れる、みたいなことも起こる可能性もあるし、自分がやったことを覚えていないので知らない間にトラブルになる可能性だってある。

僕のおばあちゃんはめちゃくちゃビールを飲むんだけれど、
ビールをどこに仕舞ったのかどうも思い出せなくて、頭を悩ませている。

ビールなら書い直したらいいだけど、この前は預金通帳で同じようなことが起こっていた。そうなるとお金の引き出しもできなくなっちゃうから怖いよね。

まあ、幸いにも僕の母さんが今同居してるので急にどっかいってしまった、とか最悪の事態は防げそう。

でもさ、ちょっと自分の親がそうなったらって考えると悲しいし、
あとおじいちゃん。自分の伴侶がそうなっちゃったら悲しいね。

だけど、自覚症状がない本人がきっと一番辛いはず。

周りが優しくサポートしてあげること、これが薬以上に効く何よりの治療薬だと思います。

みなさんの周りの人がもし。そうなっちゃったらどうか咎めないでください。同じことを何回でも言ってあげてください。そして、笑顔で接してあげてください。

おばあちゃん、前は年に2回っていってたけど、ちょっと頻繁に帰るようにするね。

余談だけど、おばあちゃん。
大学生だと勘違いした僕にお小遣いくれたことも嬉しかったけど、
あげたことも忘れて次の日もお小遣いくれたのはちょっと嬉しかったよ。笑


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