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オカネカルト③ ゼイとザイゲン

オカネカルトの国では
オカネを発行できるのは オカネカルトの国またはギンコウであり
オカネカルトの国民は発行出来ない

オカネカルトの国ではゼイというオカネを国民から集めていて
国民は集められた貴重なオカネが政治に使われると思っている

オカネカルトの国の財務省は「国の財源はゼイキンだ。国民1人あたり借金が1千万円ある」と借金をした覚えもない国民に伝えて ゼイを上げ国民に負担を強いている

オカネカルトの国のオカネを発行できるのは国であり
国民はオカネを発行することはできない 
財源のために国民からオカネを集める必要はそもそもなくて

ゼイは景気の調整のために出回り過ぎたオカネを回収するためであったり
好ましくないことを抑制するためにゼイをかけるのであって
財源のためにゼイが集められているのではありませんでした

消費ゼイというモノを売ったり買ったりする時にかかるゼイがあるけれど
消費を抑制することになってしまうので 
オカネカルトの国は景気がずっと悪いままでした

アルコールには酒ゼイ 車の燃料のガソリンにはガソリンゼイが
かけられているのに その上にさらに消費ゼイがかけられているので
ガソリンは購入価格の4割以上がゼイなのでした

オカネカルトの国は家庭の教育費の負担割合が
他の外国に比べておよそ2倍も高いのですが
(外国では国が教育費のおよそ3分の2を負担して、家庭は3分の1を負担している。
オカネカルトの国では国は3分の1を負担して、家庭が3分の2を負担している。)

オカネカルトの国のザイゲン、オカネがないから仕方がない
ということになっています。

オカネカルトの国はザイゲンがない オカネがないから
学校の設備もボロボロで 小学校のプールは劣化して剥がれたコンクリートで子どもたちはケガをしています 

オカネカルトの国では それは仕方のないことだ とされています。

オカネカルトの国の地方議会では
良い取り組みの提案も「ザイゲンがありません。オカネがないから、できません」と言って地方の自治体の幹部職員は何もしません。

「ザイゲンがない」、「オカネがない」ということが良い取り組みをしない大きな理由、りっぱな言い訳になっています。

これは国の議会でも同じことかもしれませんね。ザイム省の幹部職員が「ザイゲンがありません。だから、できません。」と言うのです。

ほんとうに仕方のないことでしょうか?
本当に国にはオカネがないのでしょうか?

オカネカルトの国はオカネを発行することができるのに?

お金のなりたちや本質をわかりやすく伝えようとする活動は2007年から、2017年からは京都や滋賀県高島市でスペース運営をしています。並行してイラストレーターとしての活動をしています。サポートいただけましたらありがたく有効に活用させていただきます。