都築郷士 ぶうつく 呟きの如く・5
【政治の発生・或る側面から】
秋稔り甘藷などなき太古かな 郷士
人が呼び交わす
若い男女が
お前のために花のふらこゝ
作つてあげる
これで俺の
子供産んでくれるよな
夢想と
現實がいつしよくたゞ。
人が呼び交わす
若い男女が
ぶらんこなんて あなた
一日何畑耕せるの?
キビシーのである
こんな歌
萬葉にあつたつけ
と言ふ程にだ。
人が呼び交わす
若いムラ人たちが
そこには缶チューハイも
味のいゝつてサラダ笑も
出てこない
たゞ今後のbaseの 若人サイドからの
支へが歌に乗る
これも秋の稔りと、
云ふべきか -
タ、タ、タ、タ、タ。
おしまひ。
歌に乗るムラの生活向上は自然自然と弁士生むもの(©都築郷士)
©都築郷士
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