【制裁】詩。フォトタップシテクダサイ

画像1 詩は人生の學、 と云ふ人もゐるが 桂冠詩人の 死んだ藝をどの壁に 塗り込めやうが 知つたこつちやねえ またそんな詩が 「生活に潤ひ」を與へるとする、 己だつたら その詩をひとの膝元に放り投げ  分からぬと云つたら 斬る とポン刀をぎらり、抜く 生憎己には その程度の大脳しか備へがない 爬虫類並みだよ 桂冠は頂く 裏口からね そしてそんな物には オイルとマッチとで 制裁をくれてやる。 だつて誰にも分からないんぢや! 〈旅続く文字文字文字や光れ風 くにを〉 〈春疾風飛ばされつゝも綴らる文 くにを〉 ©都築郷士

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