【お金の事】6回目「使い方は消費?投資?」

さてさて、生きていく上で大切なお金。みなさんはどんなふうに捉えてますかね。
喜劇王チャップリンは「人生に必要なものは、勇気と想像力、そして少しのお金」と言いました。
とても素敵な言葉ですよね〜
何かに立ち向かう「勇気」
相手や未来を思う「想像力」
ぶっちゃけた話、そこまででも良いような気がしますが、チャップリンは「そして少しのお金」と足しているわけです。やっぱりお金っていうのは生きる上で欠く事の出来ないモノだよって事なんでしょうね。

閑話休題
今回は「消費と投資」って事に関して考えを書こうと思うのですが、両方とも「お金を使う」という事に変わりはありません。が、読んで字の如く意味はまるっきり違うわけですよ。
・消費っていうのは、使って消えてしまう事ですよね。消えてしまうんだから、後には何も残りません。
・投資っていうのは、資産や元になるものに投げかける事。いつになるかは分かりませんが、その投じた種は花開くことにつながるでしょう。少なくともまかない種は咲きませんし。
この事を意識してお金を使っていないと、どんな事にせよただただ「消費した」だけになってしまうと思うんですよね。

生きていく上で、生活費(家賃や食費、光熱費に仕事の経費等)は「自分が生きていく為の投資」ですから、おいそれとは削れないと思います。
ただ、一回洗い直して交通方法を変える事や、食費の見直しなんかは大切かなって思います。ただし、限界はありますけどね。

で、で、で、それ以外の・・・例えば趣味とか遊びとかに使っているお金が「消費」なのか「投資」なのかの線引きが必要になってきます。
例えばお菓子を買う事。
ただ美味しいって食べるだけなら「消費」でしょうし、比較研究などでしたら「投資」にあたるでしょう。
ただ「成長や研究の為‼︎」といくらお金を注ぎ込んでも、花が咲く可能性は分かりませんし。コレには見極めや制限、期限を決める事も大切です。
(ちなみに株式などに対する投資は、現時点であまりにも知識が足りない為、書けませんので悪しからず(汗)

昨今よく聞く「自己投資は大切‼︎」というのがありますが、これは本を選び、買う事。ただ単純に学校に通う事だってそうですしね。専門校や養成所なら尚更。セミナー行くのでも、何か一つ大切な事を掴めたらそれはそれで意義のあるものだと思います。何も残るものがなければ、それは映画や舞台に音楽やら絵画の鑑賞などと同じで「心地よい時間を過ごす」という消費にあたりますからね。
もちろん、それはそれで人生を送る上で心の肥やし、生きる原動力になりますから大切ですけどね。節度を持って、という話です。

・・・ここまで書いてみて、半分ぐらいは自分に言っている事だなぁ〜と思ってます‼︎
まぁ、それでも「消費」と「投資」に関する線引きはしておいた方が良いよって話ですね。本当に。

あ、そうだそうだ。
ちなみにチャップリンはこうも言っていたそうです。
「貧しさを魅力的なものに見せようとする態度は不愉快だ」
と。
貧乏からの成功というのは美談としてもてはやされますけど・・・世の中の貧困と呼ばれる方の、パーセンテージでいうと何%の方が成功されたと思われます?
世の中の大半の人が「貧乏からの成功」を成し遂げていたら、それは、美談でもなんでもなく、ただ「普通の事」で話が終わると思います。
大多数の貧困の方の中で、ほんの少しの方だけなんですよね。成功した人生(サクセスストーリー)を描けたのは。

お金がない事で得る自由はあるかも知れませんけど、その自由は制限のあるものではないんですかね?貧富の格差がある中ではとくに。

お金を持っている事が嫌いな方っていますか?
この経済社会の中ではお金がなければ選択の自由すらないのに、お金の事を学ぶ機会がない事に「?」が浮かぶのは少数派なんでしょうか。

日本だと「お金は汚い‼︎」みたいな風潮や「清貧」なんて言葉がありますけど、貧しい人間は生きる為にしのごの言ってられませんので気にしない。もしくは新しい考え方で上書きとかCPU変える事をお勧めしたいです。

みなさんはお金を使う時に
「消費」の意識ですか?
「投資」の意識ですか?

7回目「税金ってなんであんの?」へ・・・

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