「わかる」とき好転するし、治るということ（わからないと好転しないということ）

物事が好転するとき、病気やケガが治るときは自分が「わかっている」のだと思います。

自らの育った環境でありがたいことにあたりまえに治るものだと思っている病気は早期発見で治ったりします。それは治る病気であるということを無意識レベルで理解しているのだと思います。

例えば、私の家系はガン家系なのですが、ガンは治るものだと思っています。ガンをわずらっても治らないことがほとんどないのです。そう信じ込んでいるので、不思議な現象なのですが、周りの人のガンも超早期発見でレーザーで除去したものを調べたらガン細胞だったということが多いです。

原因不明の病気と思われる症状や原因不明の苦しさが一番つらいのではないかと思います。

それを解消、治療できるように病院にいってもお医者さんからは原因不明だと診断されたりします。著名なヒーリングやカウンセリングに高いお金を払って施術をうけても、なかなか好転しません。

口コミではこの先生に出会えたことで治った！人生が好転した！ということがたくさん書いてあるのにどうして自分の身には同じことが起こらないのだろうと疑問をいだいておりました。

好転する、治療が功を奏すのは結局何が原因なのか自分がわかるようになったタイミングとあったときに、お医者さんとの出会いがあったということなのではないかと思います。

私は20代半ばでギックリ腰で救急車で病院に運ばれたことがあり、以降いろいろな整骨院を紹介されていろいろなところにいきましたが、なかなか治りませんでした。そのころに頻繁に物を落とすようになり、てんかんも疑われ、脳の検査もしました。手先がしびれ、ものをもてないという初めての感覚はとても怖いものです。

そのとき、自分の身体には何が起きているのだろうと調べることにしました。自分の腰痛の原因は何なのか。何が原因でものを落とすのか。

結局椎間板がつぶれていることで神経を圧迫し腰痛が起き、神経が脊髄も圧迫していることが原因でものを落とすことがわかりました。

これがわかり、自分で腰のよこの筋肉をほぐし、筋肉でささえないと腰痛はいつまでも起こる現象なのだ。と「わかった」とき、友人に紹介された整体の施術をうけたら腰痛が一発で治りました。ストレッチもするようになりましたし、筋トレもするようになりました。

おかげで腰痛が起きることはないです。

他にも原因不明の高熱が続くことがよくありました。高校生のときから原因不明の高熱がときどき続いていました。扁桃腺が炎症をおこしていることで慢性扁桃腺炎にかかっていたのですが、簡単にわかりそうなものの、自分で気づくまではいつまでも原因不明の高熱に悩み続けていました。

病気やケガ以外でもトラウマや心の傷、現在不安におもっていることも同じことが言えるのではないかと思います。

私は心療内科のお世話にはなっていないのですが、明らかに「うつ」と一般的によばれる状態で苦しい経験をしたことがあります。

病名はわかりませんが、毎日死ぬこと以外考えられず、道をあるけば家から徒歩5分圏内で道がわからずぐるぐる目が周り歩けなくなってうずくまります。どこをどうあるけば家に帰れるかわからなくなるので、携帯の地図アプリに誘導されて家に帰りました。頭、上半身がなまりのように重く感じられ、起き上がることができません。床につっぷしていないと苦しいのです。涙がとまりません。不眠症は悪循環を生み、お酒を飲んでも気分がまぎれることなく、ただ吐き続けます。

まず、パニックになってしまう状態（目がまわる、道がわからなくなる等）は自分が我慢をしたと感じたときに起こることに気づきました。愛する猫さんのために生きていかないとダメだと思っていたことが幸いでした。当時結婚していた人の転勤で車がないと生活できない場所に住んでいたため、運転中にパニックになると事故死する恐れがありました。なので、運転前に、自分に何か我慢していることはないかと問いかけ、自分の声を聞くようにし、運転中パニックになったときはすぐ路肩に車をとめて何時間でも落ち着くまでとどまっていました。

私の状態をみてあきらかに精神的におかしいことに気づいてもよさそうなのですが、当時の結婚相手は私を観察してくれる人ではなかったので、私の状態は自分自身の甘えだと叱責されていました。

その後、いろいろなヒーリングセミナーに通ったりカウンセリングをうけたり、きっと状況はすこしずつよくなっていたと思うのですが、ときどき「うつ」のような状態がおそってきていました。

結局、幼少のころから自分の心に蓋をして生きていた苦しみが原因だったと「わかり」ました。一度「わかる」とするする～と解決していきます。

どうして上半身が重くなって起き上がれなくなるのかもしらべました。心のバランスがくずれると身体のバランスもくずれるという研究結果を知りました。身体に緊張がはしり、身体のバランスがわるくなることで重力にたえる柔軟性が失われるのです。あの床にひっぱられるような感覚はなかなかしんどいもので、二度と経験したくないものです。私は上体そらしが有効だったので、上体そらしを毎日の生活にとりいれるようにしました。

あ、自分が「わかる」ようにならないと解決しないのか。と思いました。

自分自身の身体、心なのに、他の人のほうがわかって解決に導いてくれるなのておかしな話です。

何が原因なのか自分で探っていくと、その道の「プロ」の人がいろんな事象を発表してくれています。自分が当てはまることがある事象と出会えたら解決策を示してくれているので、もう波にのっています。解決したも同然です。

私は心がかなり元気になってきているので、いま、お金の問題に直面しています。

お金ってなに？お金がないってどういうことなの？といま盲目にならずに、でも肩の力を抜いて取り組んでいます。きっと、自分のなにかしらの「しこり」が原因なのだと思っています。

2021/7　追記

以降もうつに関してはまだまだ「わかっていなかった」ようでずっと苦しみました。笑

お金のことはまだ解決していませんが、中村天風先生「成功の実現」の中に

「お前の生き方には間違いがあるから、その間違いを自覚しなさい、といって病をくだされたんだ、こういう考え方がいちばん確かだと私はおもう。不運がまたそうなの。」

とあります。

結局、うつが治らないのは、まだ再発しない生き方を私が学びきれてないと私が判断しているから、病の状態なのだ、と考えることができたとき、かなり楽になりました。