90なんぼのお婆。

まいどおおきに。
おじぞうはんです。
皆さん今日もお疲れさん。
コロナはんのお陰で仕事や学校が休みんなって気が気じゃない人達もいらっしゃることやろうと思います。
心中を察することはできへんけれど、改めてお疲れ様と言わせてください。
一方、僕は特に変わらずお仕事させて頂いております。
こんな名前やよって、寺の住職か?
ちゃいますねん。

言語聴覚士

というお仕事させてもうてます。

ようわからんでしょ?
説明すんの難しいんです。
気になる人は調べてください◎
恐縮にて説明は割愛。

そんな僕の仕事相手はほとんどがお年寄りの方々。
それも80、90オーバーは当たり前。
みんな長生きになったね〜。
ええことなんか悪いことなんかはそれぞれの価値観に委ねまして、まぁそのお爺、お婆がエネルギッシュですねん。
若者を圧倒する迫力がある。
やっぱり厳しい時代を生き抜いてきただけはあります。
ちょっとやそっとでは心開きよりません。
この前も。
ご飯の飲み込みの悪い方がいらっしゃったもんで。見事な90オーバーのお婆ですわ。
天晴やね。
あんまり喋る人とちゃうねんけど、穏やかぁな方でね。肩と首のストレッチ中も有難いことにウトウトとしてくれはっててね。
よっぽど気持ちよかったんか、一言。

「あんたに会えて良かったわ」
言うてくれまして。

素直に嬉しいよね。
ちょっと照れ臭くなりながらも素直に感謝して、気持ち晴れやかに過ごせたもんです。

ほんで次の日。
またありがとう言うてくれるように気張らなあかんなぁとワクワクしながら首と肩、触らせてもうたら言われたね。

ハタキ倒したろかコラ。

認知症とはいえどもこれは痛烈やったね。
頭真っ白なるかおもたね。
一回部屋出て名前確認したもんね。
普通に、え〜言うてもうたしね。

あ〜。おもろいわ〜。

尻すぼみで失敬。

南無。