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NY駐在から帰国後は、課長として苦悩の日々だったなぁ。

NY駐在は2000年から2004年までの4年間でしたが、

帰国してからの勤務先は、新築した日立市の自宅からは通勤できない

距離の土浦市の工場でした。


新築したマイホームからは毎日通勤できない距離なので、やむなく

はじめての単身赴任生活となってしまいました。


子供は小学5年生と2年生と保育園通いの4歳の3人。

かわいい盛りだったと思います。


しかしながら、NY駐在での子会社のまあまあ緩い仕事に

比べると帰任先の工場の仕事はかなりの激務だったので

NYの仕事モードからキャッチアップするのに精いっぱいで

不動産投資を始めようにもその余裕が全くありませんでした。


当時、サラリーマン大家の草分け的存在の沢孝史さんが、

「お宝不動産で金持ちになる」という本をサラリーマンに

向けて書かれていて資産形成に不動産投資はとても有効であるという

内容で忙しいさなかに読んでみるとロバートキヨサキの

「金持ち父さん貧乏父さん」

に書いてあることと言っていることはほぼ同じだなと思ったのですが、

実際に行動に移す余裕は全くなくて、

日々の会社仕事をこなすので精一杯というありさまでした。

帰国してから初めて課長に昇格したのですが、

部下がまた生意気な人間が多くて

その扱いにもかなり翻弄されました。


心のどこかでは、不動産投資に向けて少しでも前進したいと思って

仕事のかたわらで株式投資をして、少しでも自己資金を増やせればと

売買してみたものの、

本格的に株式投資の勉強もしていないのでうまくいくはずもなく

株価の動向は気になりながら、

日々の仕事の負荷や人間関係にだんだん疲れてしまって

1年半ほどしてヘロヘロになってしまって

本当に不動産投資どころではなくなってしまいました。

不動産投資が実現できないまま一生を過ごすのは

たえられないなぁと思う気持ちがあったので、

今から考えると「いつかきっと実現してみせる」

というカラ元気があったのが唯一の救いで、

この気持ちがなかったら、たぶん今の私は

腑抜けのなんの面白味もないオジサンに

成り下がっていたと思います。


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