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開業ストーリー(借入)

おはようございます。

あまりいいタイトルではないっぽい、大事なことだなので参考にして頂ければと。

開業や、チャレンジには必ずお金が必要です。

開業してからもそれは変わることなく、常につきまとう問題でもあります。

今でも本当に大変です。。。。。

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▲2014年6月頃ウクレレライブ

前回の記事でも少し書きましたが、かなり余裕のない状態で始めてしまった私は、かなり苦労しました。

開業にかかる費用と開業してから運転していく費用。

どちらも、新規開業者は、見立てが甘いのが基本と言われています。

開業前に行った相談でも、同じようなことを言われ、セミナーに行っても必ず出てくる言葉でした。

そうやって、耳にタコができる程聞いたお金の問題は、私も全く同様で、

あれだけ、皆さんがアドバイスを下さっていたのですが、どうして防げないのでしょうね。

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▲文具も売ったりしてました…(ただ棚に販売する商品がなさすぎた!)

やはり、それは、今までの生活(サラリーマンとして)で身についた金銭感覚のせいなのでしょうか。

それまで意識してきたつもりだった【経費】というもの。

どこか今までは、会社のお金だったので、使い方や考え方が甘かったのだと思います。

お店の中にいるだけで、家賃、電気代は発生しますが、何も産み出せなければマイナスでしかありません。

何か新しい商品や、新しい取り組みをすれば、まずは先行投資でお金が出ていきます。その商品がしっかり売れればOKなのですが、売れなければ、ただ経費を使っただけになる。

何とかその商品を売ろうと更に経費をかけて、結局成果が出ずマイナス。ということもたくさん経験しました。

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▲2014年6月頃 初期のベースコーヒージェリー

こうやって綴って気づきましたが、ギャンブルのようなものですね。私は一切やらないのですが、ギャンブルにも似た傾向がありますよね。次は当たる、次は。。と。

そうやって、始めた私のお店は、販売して入ってくるお金より、出ていくお金の方が圧倒的に多く、半年後には、当初用意していたお金は底をつき、いよいよ月末の支払いもできないなぁと分かったのが、半年後の月半ば。

どこか頭の中では、まぁ何とかなるだろう、と思っていた自分もあって、電卓をたたいたあとに冷汗が。。。

あの時のお金を払えないという事実と、何か恐怖のようなものの経験は、今でも鮮明に覚えています。

開業したばっかりだったので、銀行もお金を貸してくれないだろうと思って、ダメもとで相談に行きました。

今思うと、もっと早く相談に行くべきだったと思っていますが、当時はこれ以上の借入は。。。という後ろめたい気持ちが強かったのだと思います。

何とかその月中に工面できたので、誰にもご迷惑をお掛けすることはなかったのですが、もしあの時に借入できなかったとすると、今はもう存在しないベースコーヒーです。

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▲そんな中でも東京の展示会にお店を休んで行ったりと、勉強に経費かけすぎ感が。。。

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▲これは、色々なお店の豆を購入してますね。。。総額いくらだ( ;∀;)

開業してからは、焙煎技術を磨くため本当にたくさんの時間とお金を使ってきました。

開業当初から豆をご購入の方はご存知だと思いますが、ベースブレンドも常に変化してきていたり(ご迷惑をおかけしてます。。)、焙煎が浅くなりすぎたり、豆のグラムが200gになったり、250gになったり、、、、

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▲コーヒー豆型の火傷。不器用です。

そんなこんなで何とか一年続けれられて1周年もできて、TSUBOYAさんにも来てもらって(懐かしいーー)

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▲世の中のカヌレの中で一番美味しい!!

出店も増えてきたのが1年目のこのころだったように思います。

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▲この日のナゴヤコーヒースタンドは、すごかったなぁ、OPENからCloseまで、ずっとコーヒー淹れてた気がします。

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▲自作のコーヒースタンド。1回しか使ってません(お湯が追い付かないからこんなにサーバー使えないことに、OPEN後に気づいた(;^_^A

つづく


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