週刊フットボール#2

 今週も仕事に学校にお疲れ様です。

 今週も数試合をピックアップして解説や分析をしていきたいと思います。


【首位vs王者】神戸の3トップvs横浜FMの3トップ
 

Yokohama 3-2 Kobe
 今節屈指の好カードとなった神戸‐横浜FM。両チームとも3トップを中心とした打ち合いのゲームとなりました。
 
 今シーズンのJリーグの特徴として、ポゼッションサッカーを展開する川崎フロンターレや横浜・F・マリノスが苦戦してしている中で、ヴィッセル神戸や名古屋グランパスなどロングボールやカウンター、ミドルブロックを戦術に組み込むチームが順位も上という戦術の流行がわかるだろう。

 前半は、神戸のロングボール戦術によってマリノスのプレスを回避するシーンが何度も見られた。守備時であっても神戸の3トップの献身性でマリノスがビルドアップで苦しんでいることが多くあった。神戸に関しては集中して守ることができている印象だった。

【ポゼッションvsロングカウンター】スコアレスに終止符 絶好調アトレティコ相手に勝利

Barcelona 1-0 Atletico 
 格下相手にスコアレスドローと苦戦の続くバルセロナ。対するアトレティコは、12戦負けなしとここにきて絶好調を維持しており、カンプノウで久々の勝利が期待されていた。

 しかし蓋を開けてみると、得点機を何度も作り出してのバルセロナの1-0の勝利。今シーズンお得意の完封勝ちを収めた。

 なんといってもこの試合から、デヨングとペドリが復帰したことであろう。デヨングは先発から、ペドリは後半途中からの出場となった。デヨングのボールの持ち運びは、不在時にはなかったサッカーを展開してくれた。ペドリに至っても、ペドリにしかできないボールさばきで試合を有利に運んだ。
 
 対するアトレティコは、グリーズマン、カラスコを中心に攻め立てたが、ポスト直撃やテアシュテーゲンのスーパーセーブによって無得点に終わってしまった。

 この試合の勝敗によって、バルセロナのラ・リーガ優勝は間違いない。マドリディスタからすると全然マドリ―の方がいいサッカーをしていたように感じるが、ベンゼマの負傷でなかなか波に乗り切れなかったが、CLとコパ・デル・レイに望みをつないでいるので、頑張ってほしい。

【オールド・トラッフォードの魔法】ホーム開催に強いマンチェスターユナイテッド 1週間に3試合はきついブライトン

Manchester United 0(6)-(5)0 Brighton
 FA杯準決勝マンチェスターユナイテッド-ブライトンの一戦。120分の延長でも決着がつかず、PK戦の末ユナイテッドが勝利した。 
 
 両チームともチャンスを作る場面が多くあり、点の取り合いになるかと思いきや、デ・ヘアとサンチェスのビックセーブに何度もあい、スコアレスが続いた。
 
 三苫も前半は存在感を見せたが、後半は疲れも見え始め、タッチも大きくなり決定機を逃す場面もあった。
 
 特にこの試合ですごいなと感じたのは、ワンビサカだ。私は、もともとワンビサカをめちゃくちゃ気に入っていて、対人守備で負けていることはほとんど見たことがない。この試合でも三苫選手に対して、さすがの対応を見せ、仕事をさせなかった。
 
 マンチェスターユナイテッドは、テン・ハフ政権2つ目のトロフィーを目指すことになる。対戦相手はライバル・マンチェスターシティ。どのような試合になるか楽しみだ。

 

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