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遺伝子

こんにちは!
日曜日の午前中ですが、ただYouTubeやTik Tokを見ているだけでつぶすのはもったいないと思い、Note書いてみます。
午後からは予定があるので、15分で書ければと思います。
それではどうぞ!

今回のテーマは表題にもある通り「遺伝子」です。
なぜこのテーマについて書こうと思ったかというと、先日、元・大学教授の祖父が遺言書という名目で約500ページにわたる自伝を出版したことが挙げられます。

大学教授でしたので、もちろんこれまで祖父の出版した本は何冊か世に出回っているのですが、専門的すぎて読んだことはありませんでした。
今回は親族向けに出版しただけで、かつある程度聞いたことのある話もあったので(飛ばし読みですが、、)祖父のためにときちんと読み、感想も送りました。頭脳や容姿、身長や体質、考え方など多くが遺伝するという話は学校の授業などで散々聞いたことがあったので、祖父の自伝から学ぶこともあるのではないか?ということでとても楽しく読めました。

気になったのが、内容の中に「私は勝負事が昔から苦手で」といった記述が何度か見られた点です。祖父の実家は田舎にあり、木材屋を開いて潰れ農業しかすることがなく、借金まみれで子供の頃はかなり苦労したようです。確かに、言われてみれば私の親族に勝負事が得意な人は見たことがありません。父方も母方も研究職だとか、公務員だとか、営利を求めない(というより、求めてはいけない)仕事に就いている人しかいません。その一方で協調性があり、大げさに言えば世界の皆で豊かになろう、といった考えが強い遺伝子です。協調性皆無の自分からしたらまるで別人種です。

当然、その血が混じっている私も例外になく幼少期から勝負ごとに対する「負けん気」「プライド」といったものがまったくと言って良いほどなく、勝負事である野球を幼少期からずっとやってきたのに、どこか熱くなりきれないまま中学まで過ごしました。ただ、高校・大学で野球を続けてしまったことで「勝たないと監督にシバかれる」という恐怖心から、初めて勝負にこだわるようになった気がします。でも不思議なことに、その結果自分は温厚な見た目とは裏腹に勝負事が好きになりましたし、今は勉強でも仕事でもスポーツでも、内面は意外と熱くなってしまうタイプです。

聞いてみると、父もそんな感じの子供だったようです。協調性の塊のような祖父母に育てられたにも関わらず、協調性が皆無です(笑)。そんな父は親の影響もあり公務員のような仕事をしていますが、後悔から今は大学院で経営学を学んでおり、おそらく民間企業の方が向いている人です。そんなこともあって、最初は国家公務員や大学教授、塾講師など堅い仕事を目指していた私ですが、民間企業の就活を大学生の時に行いました。

そして私は今、近代以降の私の家系で唯一となる「普通の企業の営業マン」をやっています。とても楽しく、今の仕事は自分に向いていると思っています。但し遺伝子と逆行する形になりますので、未だに親戚からは仕事については理解されがたいです。実家に帰ったりして家族と話すと、あまりの仕事の違いに思わず驚きます。父は私の話す仕事の儲かったエピソードなどで笑ってくれていますが、母からは「私はそんな会社、絶対嫌だ」と言われます(笑)

結局遺伝子に関して文章を書いていて何が言いたいかと言うと、遺伝子がどうであれ、自分のことは自分にしかわからないということです。30歳までしか人間は考えを変えることはできないようですので、20代のうちにいろいろな考え方を知って、今後のキャリアを構築できればと思います。

30分かかりました。大反省です。
今後ともよろしくお願いいたします!

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