【日本ハム】7対7トレードを本気出して考えてみた

 新庄BIGBOSSがまた面白いことを言っている。

新庄ビッグボス「7対7くらい」トレード熱望 移籍活性化で選手に輝ける場を

「パンチ力があっても球場が広い。フェン直の当たりが(球場が)狭かったらホームラン。それが自信につながって、グッと化ける選手もいるだろう」

「足の速い、脚力のある選手がここ(札幌ドーム)に来たら守備範囲が広く、(レギュラーを)つかめるチャンスが増える」

 7対7という人数はともかく、内容自体はもっともだ。なんでもかんでもメジャーの真似をすればいいわけではないが、選手の出場機会のためにも、移籍のハードルがもっと下がれば良いのにと切に願う。

 そこで今回は、BIGBOSSの言葉を現実のものとするため、ガチで7対7のトレードを考えてみた。相手球団はシミュレーションの結果、広島東洋カープとさせていただく。大型トレードにはあまり縁のない球団だが、なかなか波に乗り切れない現状を解消するために、是非ともご英断をお願いしたい。

 では、まず日本ハム側のメンバーがこちら。

日本ハム

  • 金子千尋(投手)
    B.ロドリゲス(投手)
    鈴木健矢(投手)
    古川裕大(捕手)
    石川 亮(捕手)
    高濱裕仁(内野手)
    中島卓也(内野手)

 まずはカープの最大の課題である中継ぎを補強するために、一軍経験豊富なリリーバーを選出してみた。金子は先発との両睨みで考えられるか。
 次に捕手だ。坂倉将吾が内野、中村奨成が外野を主戦場としているため若い捕手が足りない。層を厚くしておいて損はないだろう。
 また小園海斗・林晃汰が波に乗り切れていないので、一軍経験のある内野手を送り出したい。二人とも新天地で一花咲かせる可能性は十分だ。

 続いて、カープ側のメンバーをご紹介する。

広島

  • 野村祐輔(投手)
    薮田和樹(投手)
    中村祐太(投手)
    山口 翔(投手)
    磯村嘉孝(捕手)
    矢野雅哉(内野手)
    野間峻祥(外野手)

 日本ハムは先発陣が疲弊気味なので、谷間をこなせる中堅を選んでみた。山口はずっと殻を破れずにいるので、心機一転といきたい。
 磯村はこういうトレード話で毎回名前が上がるが、ベテラン捕手のいないファイターズが最適では。矢野と野間は守備走塁に定評があり、BIGBOSSのお眼鏡にかないそうだと思って選んでみた。

まとめ

 如何だろうか。有名選手もそれなりに混ぜたのでファンは悲しむかも知れないが、変化を否定しては未来はない。無理だと言われながらメジャーに挑戦し、4番を打ってみせた在りし日のBIGBOSSのように、環境が変われば人はいくらでも変われる。移籍に寛容な日本球界になって欲しいと願うばかりだ。

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