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📸Z8と新たな道を歩む。
6月末、新しい仲間が増えました。
Nikon待望の新作、Z8。初めてのミラーレス。決して安い買い物ではありません。
ボディだけで50万円をこえます。対応するレンズのことを考えると、頭が真っ白になります。これをポチっと何の躊躇もなく買えるのは、恐らく大富豪か石油王くらいでしょう。
買うまでに何度も悩みました。
従来の一眼レフと使い勝手の違うミラーレス一眼カメラ。
使いこなせるかなんてわかりません。しかし、これからはミラーレスの時代。嫌でも対応しなければならないときがやってきます。
ある意味、今が絶好のチャンスでした。
清水の舞台から飛び降りるとはこのこと。そんな思いで私は、購入を決意しました。
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そんな新しい相棒を、第94回都市対抗野球でデビューさせました。屋外で試写することなく、ぶっつけ本番で撮影に臨みました。大好きな首都リーグOBたちを撮りたいという一心でした。
表現が適切であるかどうかはわかりませんが、外野手がいきなり捕手にコンバートされるくらいの一大事です。勝手がわからない上、成功するかも不透明。もしかしたら全て没写真になる可能性もありました。
予想外にも、なんとかなったのです。
まず、懸念していたローリングシャッター現象(動いている対象を撮影する際、画像に独特の歪みが生じる現象を指す)は起こりませんでした。心からほっとしました。
他にはメカシャッターから電子シャッターに変わったことで、撮りたいシーンが残せないのではないかという不安もありました。いい意味でその予想は外れました。撮っていくうちになんとなくコツが掴めたのです。
ただ、注意しなければならない点があります。それは撮影枚数です。Z8は私が使っていたD500より撮影コマ数が増えています。シャッターを押すと、予想以上に撮れてしまいます。シーンを厳選すること。どこを切り抜き残したいのかを、今まで以上に考えるようになりました。
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電池のもちも、一眼レフと比較すると減りが早いように感じます。電子ファインダーであること、小型化を目指した結果なので、それは仕方がありません。予備電池を多く持っていくことはもちろんのこと、何を捨て何を残すかを見直す良いきっかけになりました。
新しいカメラを買って、作品が様変わりしたかといえばそうではありません。機材の価格より、使う人間の腕が試されることを痛感しました。だからこそ値段に見合う、いや、それ以上の力を身に着けたい。日々、練習あるのみです。
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久しぶりの高い買い物でした。選手や保護者にカメラとレンズの値段をいうと、だいたい驚かれます。でも、これ以上に高い機材なんてもっとたくさんあります。事実、私が一番欲しいレンズは150万円をこえます。車買えちゃいますよね(買う予定はないですが)。
高いカメラを買えば良い写真が撮れる。まぁ、そりゃ高いにこしたことはありません。しかし、絶対に撮れるかといえばそうではありません。
手にしたあとどうするか。やはり練習が必要です。練習しなければ上手くなることはありません。そんな当たり前のことを今さらという話ですが、本当にそうなんです。
野球選手も同じですよね。メジャーリーグのだれだれが使っているバットだとか、名選手が使っているグローブだとか、世の中に色々出回っていますが、それを買ったところでいきなり上手くはならないでしょう。
Z8という高級カメラを手にした今、練習が必要であることを改めて感じています。このカメラに見合う、それ以上の作品を残すためにどうすればいいか。撮って、(作品を)見て、考え、撮る。この繰り返しです。もちろん人から教えを乞うこともあります。
これからこの相棒と長い長い旅に出ます。次の大きな大会は首都大学秋季リーグ戦になります。それまでに練習を重ね、満足のいく作品を撮れるようにします。
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いただいたサポートは野球の遠征費、カメラの維持費などに活用をさせていただきます。何を残せるか、私に何ができるかまだまだ模索中ですが、よろしくお願いします。