📸そこらへんのカメラ女子と一緒にされたくないと思うなら、これだけは覚えておけ。

人間、謙虚な気持ちをもって生き、
自らのキャパシティを知ることが重要である。

この記事をご覧の皆さん。今、どんな気持ちですか。

そこらのカメラ女子に負けたくない。
あいつらと一緒にされたくない。

うんうん、色々あるよねわかる。いいことも嫌なこともあってここにたどり着いたに違いないでしょう。もし、その思い“だけ”で覗きにきてくださったのなら、少しズレを感じるかもしれません。

でも、これだけは約束します。読んだ後にあなたの心をすっきりさせます。

あなたは今、自分で自分を苦しめているかもしれません。

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もしあなたが写真を撮っていて、こんなこといっているなら今すぐやめましょう。

撮影依頼受け付けます。
写真欲しい人連絡ください。

待て待て待て。安請け合いはトラブルの元。その持っているカメラとレンズと諸々編集する機材一式を、無料で提供しちゃっていいんですか。

いや、私プロじゃないからいいんです。
声を掛けて、たくさんの人とかかわれるからいいんです。

色々な理由や事情があるのは承知の上。でも、その責任取れますか。趣味や好きなことを、自分の中で『義務』にして焦燥感に駆られていませんか。

撮影には撮り手と被写体がいて、それらの関係が『対等』でないと崩れるもの。あなただって学校なり仕事なりバイトなりあって、時間に余裕があるときでないと向き合えないはず。安易に約束しちゃって相手に督促されたときに「何で待ってくれないのこっちは忙しいのに」ってついカッとなったりしていないですか。

もちつもたれつの関係なのに、撮った側が弱い立場になってんの。お互いが撮らせてもらっている、撮ってもらっているの関係が成り立てばいい。だけどそういう場合って大抵、撮ってやっている、撮らせてやっているになっているんだよ。恐ろしいけれど無意識にね。知らないうちに誰もが『謙虚な気持ち』を欠いている。だから、後味が悪くて一方が(もしくはお互いが)辛い思いをすることになる。

自分で募集かけたくせに、自分の都合で苦しんで、安請け合いしたことで相手が付けあがってくる。どんどん自分のやってきた行い(撮影)が虚しく感じて、しまいには撮影自体が嫌になっちゃう。そんなの元も子もないでしょう。

あとね、ついでに書いておくよ。本当にその写真が欲しかったり、撮影を頼みたいと思ったら・・・

こっちからいわずとも
先方から声がかかるから。

心からその写真が欲しかったら、どうにかして本人なり関係者が連絡してくる。これは間違いない。望まれた一枚だからこそ、先方も丁寧に対応してくれるし、こちらだってやりやすい。仕事でないのだから、これくらいが気楽で一番。一人ひとりにきちんと向き合えるから、信頼関係も築きやすい。自分から下手に営業をかけなくていいんだよ。

写真とカメラが好きという気持ちと、
自分の健康を第一に。

写真のやり取りで一番もやもやするのって、撮影者の労力(撮影、取り込み、SNSアップ、編集)が見えないこと。もちろん、カメラを扱わない人が理解できないのは当たり前。だからこそ、自分でもやもやの原因を作らない。自分の機嫌は自分で取る。自分の心と体力の管理も自分でやる。とっても大事なこと。

確かに誰よりも目立ちたいとか、あの人に勝ちたいとか、それぞれあると思う。でも、それって物凄く小さなこと。持っている機材も使える時間も違う人たちと比較して、何になるというの。何にもならない。そもそも『そこらへんのカメラ女子と一緒にされたくない』なんて思うこと自体、あなた自身を苦しめている。だって一生誰も一番になれないんだから。なぜなら、その基準がないのだから。勝手にあなたや周りが比べているだけ。

それに、誰かと比較してギスギスしているあなたより、余裕をもった大らかなあなたの方が『頼みたい』って思うはず。時間や心に余裕のある人って、とても穏やかだから。私に私にってもちろん、自己アピールだって大事なときもある。でも、行き過ぎた営業って引いちゃわない。道端の客引きとか、売り込みとかさ。そんな身近なものに例えても、やりすぎは逆効果だよ。

毎日毎日あれこれやって、一息ついて写真の整理。結構これってまとまった時間がないと難しいでしょう。だから、安請け合いはしなくていい。無理にやって誰かと張り合って、順位もない大会に勝手に出場しては人に嫉妬して、ただただ疲れるだけ。存在すらしない土俵なんて降りてしまえばいい。

私もカメラと写真が好き。あなたもカメラと写真が好き。ただそれだけでいいんだと思う。別にそんな一生懸命声をかけなくても、あなたの写真が好きな人は消えてはいかないよ。だから、のんびりと自分のペースでね。写真を好きでいようね。あなたも私も。