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📸機材と野球道具って似ている気がして-新しいレンズを買いました-

新しいレンズを買いました。

いつもながらのマップカメラ様にお世話になりました。今回はD5200のズームレンズキットを購入した際についていた、標準レンズを下取りに出しました。ポイントもたまっていたこともあって、15000円ほどで購入。お手頃な標準単焦点レンズを手に入れました。驚異のF1.8の世界。

今年は野球の撮影だけではなく、ポートレート撮影にも挑戦したいと考えているので、ちょうどいい買い物になりました。

まだ、撮影現場に出ていません。これからの楽しみがまた一つ増えました。

私はカメラマンとして道半ば。専業で撮影をしているわけではないので、機材にかけられるお金にも限りがあります。その中で、どれだけ上手くやりくりできるかが鍵になります(本当は写真だけで食べられたらいいけどな)。

ありがたいことに、友人がモデルをかって出てくれます。練習にこれでもかと付き合ってくれるので、大変助かっています。人と人との繋がりを強く実感する瞬間でもあります。今月も何件か約束をしているので、新しい世界を切り開く絶好のチャンスです。

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最近写真を撮っていると思うことがあります。私が野球を好きだからかもしれませんが、機材と野球道具って似ているなって。

カメラって確かに、高い機材を買えば良い写真が撮れることはあります。でも、それが全てではありません。撮影者の腕前で、どんな機材も変身するんです(もちろん高級機材にこしたことはないけれど)。

例えば、プロ野球選手と同じバットを使ったとして、その選手はホームランを量産できるでしょうか。もし、プロ野球選手と同じグローブを使ったとして、その選手は華麗な守備をみせられるでしょうか。恐らく違いますよね。選手が練習を重ねたからですよね。カメラも同じなんです。

もちろん、選手の技術を道具がカバーし、引き出すことは十分考えられます。しかし前提として、それらを活用できる『腕』があってこそなのです。

きっと私が100万円するカメラを買っても、今とそう写真の仕上がりは変わらないと思います。それどころか、機材に引っ張られてしまう可能性も十分に考えられます。どんなに高級なグローブを買っても、自分の型に合わずしっくりこなければ使いこなせません。なんだかやっぱり野球と似ているような気がします。

道具だけではありません。カメラマンとして『何を撮るか』も、実は野球と類似していると感じます。私は野球撮影を専門にしているので、ポートレートや夜景の撮影は未知の世界です。カメラを構えていると何でも撮れそうと思われるでしょうが、そうではないのです。ジャンルが違えば、撮り方が変わります。野球でいうところの、内野しか守ったことのない選手が、いきなり捕手にコンバートするようなレベルです。

同じグローブ(キャッチャーはミットだけど)をもっていても、守れる場所が違う。カメラも実は、スポーツに特化したものや夜景に強いものなど、機種によって様々な特性をもっています。だから私も、スポーツ(動きもの)に長けている機材と、ポートレート専用の機材と2台用意しています。

なにがいいたいかって、セカンド(野球写真)しか守らなかった私がキャッチャー(ポートレート)に挑戦しようとしているわけです。これからもっとたくさんのポジションを試してみて、ユーティリティプレイヤーになれたらいいななんて思ったりも。

レンズ沼なんて言葉がありますが、自分の予算と相談してカメラと写真を楽しんでいきます。野球も道具に拘ったらキリがないですよね。やっぱりこれも似ている。仕事で撮るときも、趣味で撮るときも常に全力で。新しいレンズとともに、歩んでいきます。




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