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⚾選手物語

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選手の数だけ物語がある。 誰もが誰かに支えられている。 これまで出会ってきた選手たちへ、 私の思いを書き記します。
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#スポーツ

⚾️上に立つ者の心得ー首都OB元主将たちの言葉ー

つい先日、とあるチームのキャプテンから悩み相談の連絡がありました。 どうやってチームを作…

⚾首都リーグOBから現役選手へ-常に誰かにみられているという意識をもつ-

アマチュア野球の最高峰である社会人野球で、活躍する選手はどんな人なのだろう。私はふと、疑…

⚾️太陽のように熱く輝け-小さな積み重ねが実を結ぶ-

ある日、日本体育大学のグラウンドに訪れたときの話。いつものように、席に座って試合を観戦し…

⚾️おばあちゃんの手紙|諦めない限り、道は拓かれる。

野球場に行くと、様々な人と出会います。ありがたいことに時々、お手紙なんかもいただきます。…

⚾たたき上げの底力-泥臭く、諦めない気持ち-

大学野球は、野球エリートの集まりだ。 私にはそんな先入観がありました。甲子園出場はおろか…

⚾新米エース。いざ、本領発揮。

エースという立ち位置は、いわばチームの支柱。そんな大役を、一年目にして任された選手がいる…

⚾️ともに涙し、見上げた一枚の写真。

先日の写真展での出来事だった。 開催二日目の昼下がり、来場者が増えてきた。知人が見えたこともあって、作品の説明をしながら談笑をしていた。 展示作品の中で、最も大きな写真はA3ノビだ。迫力満点で、毎回どの写真を選ぶか迷うほど。しかし今回ばかりは違った。それは撮った瞬間に決めていたのだ。 桜美林大学の松江 京主将でいこう。 撮り手の思いと選手の一生懸命さが伝わったのか、多くの人から好評だった。このときちょうど、松江主将の作品を前に、知人と彼の人となりを話していた。評判通り

⚾フルスイングの裏に、努力の跡がある。

なんでそんなに打てるんだよ。と、思わず叫びたくなった。打席に入った瞬間の恐ろしさは、ただ…

⚾️役割は一つだけではない。中継ぎのヒーローが教えてくれたこと。

先発だけがヒーローではないことを、恥ずかしながら私は大学野球で知った。 投手には先発、中…

⚾️自分にしか、自分の道はひらけない。

思い通りの大学野球生活を過ごせた。一体どれほどの選手がそうやって言い切れるのだろう。程度…

⚾️痛みも喜びも『自分事』として捉える。

首都大学リーグでの出来事。 桜美林大学のベンチがやけににぎやかだと思い、目をやった。例年…

👤明日、君がいるとは限らない。

行きたいと思ったら、迷わず試合に行け。 強くいうには理由がある。 それは、応援していた選…

👤一番の応援者ー大切な家族ー

君たちの一番の応援者は両親だぞ。 弟たちの所属していた中学のチームの監督の言葉。ミーティ…

⚾酷使の末路と選手の涙。

スポーツに負傷はつきものという。その言葉を見かける度に、未然に防ぐことはできなかったのだろうかと思う。 エースが一人で投げ切ることを美徳とする時代があった。ここのところ幾分マシにはなったものの、気合いと根性で挑むことに感動を覚える風潮は依然として残っている。 私はスポーツ医療を学んできたわけではない。ただ、酷使されれば壊れることは素人目でみてもわかる。ブラック企業のそれと似たものだ。程度は違えど、過労で体を壊すことに類似していると考える。 首都大学野球連盟では、2019