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謝罪メール(13)

 Aチーム監督の原田です。チーム関係者の皆様には大変お世話になっております。
 OB紅白戦の件について「Aチーム監督からの謝罪がない」とのご指摘をいただいているようですので、この場をお借りして私の見解を申し上げます。

  1. カツ丼豚丼に変更したことに全く問題はない

  2.  シャークス関係者にだけカツ丼が配られたことに全く問題はない

  3.  6年生がOB選手より先に豚丼を食べたことに全く問題はない

  4. カツ丼に特別な力はない

  5.  ただし受験生OBにカツ丼を配ることに異論はない

  6. 子どもは豚丼を落とすものであり、2個食べたがるものである

 3の補足ですが、6年生はOB戦当日の午前中、炎天下で練習をしていました。疲れた状態でOB戦の手伝いをすること、グラウンド整備やボールボーイを交代で行うことを考慮し、「それぞれ自分の判断で豚丼を食べるように」とあらかじめ指示していました。係のお母さん方がOBに気を遣い、「第2試合が終わるまでは食べないように」と選手たちに言っていたようですが、私の指示はもともと「いつ食べても良い」なので全く問題はありません。
 今回の件で責任を感じたあるご家族からチームを辞めたいという申し出を受けています。Aチーム監督として、たかが豚丼ひとつでこのような騒動になる学童野球チームが令和のこの時代にあってよいのかと大変残念です。
 結局、今回の件でAチームの対応その他を批判している方々が本当に批判したかったのは私ではないですか。OB会の見直しを提言したり、新しい練習方法を試したり、これまでの習慣や伝統を覆すようなやり方をする私に不満を持った方々が、豚丼を利用した感があります。
 
 確かに「南野ブルースターズ」は伝統あるチームです。かつては県大会でも常に上位に入る成績を誇り、甲子園出場のOBも複数名いる名門チームでもあります。ですが年々入団希望者は減り続け、このままではまたシャークスとの合同チームになってしまいます。それを危惧した一部の関係者から「新しい風を吹かせて欲しい」とお声がけいただき私は監督をお引き受けしました。
 もちろん、外部から私のような人間が来れば面白くないと感じる方も少なからずいるだろうと予想はしていました。しかしまさか豚丼で謝罪せよとはあまりに残念です。私の使命、役割、ことの経緯をふまえ、今回の件での「謝罪」は必要ないと考えます。

 OBの皆様には今一度、「南野ブルースターズ」がどんなチームであって欲しいか考えていただければと思います。野球が大好きな子ども達がのびのびとプレーできる、そんなチームとして引き続き活動していかれますよう、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

Aチーム監督 原田太一


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