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知ってる?階段のバリアフリー基準!安全性を高める設計とは【クイズで学ぶユニバーサルデザイン】

みなさん、こんにちは!今日は、私たちの日常生活で欠かせない「階段」について、ちょっと特別なお話をしようと思います。実は、階段にもバリアフリーの基準があるんです。どんな基準なのか、クイズを交えて一緒に学んでいきましょう!

バリアフリークイズ!

さて、ここでクイズです。よく考えて答えてみてください。

問題:
屋内階段の形状は、直階段又は折り返し階段とし、転倒時の危険防止等を考慮し、[◯◯ ]を設ける。

...さて、[◯◯]に入る言葉は何でしょうか?

考える時間をとりますね。Ready? Go!

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答え:踊場

正解できましたか?「踊場」という言葉、聞いたことありますか?

踊場って何?なぜ必要なの?

踊場(おどりば)とは、階段の途中にある平らな部分のことです。でも、なぜこれが必要なのでしょうか?

その理由は、転落時の危険を軽減し、安全性を高めるためなんです。

想像してみてください。長い階段をずっと下り続けるとき、ちょっと怖くないですか?もし転んでしまったら、ずっと下まで転げ落ちてしまうかもしれません。でも、途中に踊場があれば、そこで止まることができます。つまり、踊場は私たちの安全を守ってくれる、とても大切な場所なんです。

バリアフリーの重要性

このような基準が設けられているのは、みんなが安全に、そして快適に階段を使えるようにするためです。お年寄りの方や、体の不自由な方、小さな子どもたち...様々な人が使う階段だからこそ、こういった配慮が必要なんですね。

バリアフリーって、特別な人のためだけのものじゃありません。実は、私たち全員の生活をより安全で快適にしてくれるんです。例えば、重い荷物を持って階段を上るとき、踊場があれば一息つけますよね。これも、バリアフリーの恩恵の一つです。

君にもできる!バリアフリー社会への貢献

では、みなさんにも、バリアフリー社会の実現に向けて何かできることはあるでしょうか?もちろんあります!

  1. 気づくこと:まずは、周りのバリアフリー設備に気づくことから始めましょう。学校や駅、お店などで、どんなバリアフリー設備があるか観察してみてください。

  2. 思いやりの心を持つこと:階段を使っている人を見かけたら、困っていないか気にかけてみましょう。必要であれば、さりげなくサポートを申し出るのも良いですね。

  3. 正しく使うこと:バリアフリー設備を大切に、そして正しく使うことも重要です。例えば、踊場に物を置いたりしないようにしましょう。

バリアフリー探検に出かけよう!

今回のテーマは「階段の踊場」でしたね。これを機会に、自分の街にある階段を観察してみませんか?学校の階段、駅の階段、公共施設の階段...どんな風になっているでしょうか?踊場はありますか?あるとしたら、どんな間隔で設置されているでしょうか?

こうして街を歩きながら観察することで、バリアフリーについての理解がさらに深まりますよ。そして、もしかしたら、もっと良くできる点に気づくかもしれません。そんな気づきが、未来のバリアフリー社会をより良いものにしていくんです。

さあ、今日からあなたもバリアフリー探検家の一員です!新しい発見を楽しみながら、みんなが暮らしやすい社会づくりに参加していきましょう!

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注:この記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持ってもらうことを主目的としています。正確な情報は国土交通省(日本)や各国専門機関HPで確認して下さい。

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