見出し画像

メドウラーク

メドウラークさんははしごを上り納屋の屋根に立った。景色は見慣れたものだった。どこもかしこも麦の穂が揺れている。風が西から東に吹き抜ける。

「飛ぼう」

メドウラークさんは飛び立った。風がくすぐったい。

さて、どこまで行けるか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?