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本場ブラジルのカイピリーニャと作り方

ブラジルのカクテル「カイピリーニャ」元々ブラジルが好きで後で知ったのがこのカクテルの存在でした。初めて飲んだとき「うわっブラジルだ!」と頭の中にブラジルの風景が広がったのを覚えています。

ブラジルが好きだから惹かれたのか、純粋に味わいに惹かれたのか、未だにどっちか聞かれると困るけど・・まあどっちもなんでしょうね笑、とにかく一番好きで一番作っているカクテルです。

元々は風邪薬だった

ブラジルではビーチはもちろん、レストラン、バー、自宅など至るところで飲まれていますが、元々このカクテルは風邪を直す為に「ライム、はちみつ、ニンニク」にカシャッサを足して飲まれていたと言われています。カシャッサを足していたのは当時の人達が薬にアルコールを足すと早く効くと信じていたからです。この飲みものがとても美味しく、彼らは風邪を引いてない時にも飲むようになります。レシピは風邪に必須だったニンニク、はちみつが除かれ、手に入りやすい「ライム、砂糖、カシャッサ」へと変化していきます。

ちなみにキューバの「ダイキリ」や、カリブ海マルティニーク島やグアドループ島の「ティ・ポンシュ」というカクテルも基本的にはライムと砂糖のカクテル。暑い国で暮らす人たちにとってビタミンと糖分を摂取することは必須であり、どれも「必然から生まれたカクテル」と言えます。

カイピリーニャの語源

ブラジルには「田舎に住んでいる人たち」という意味の「caipira(カイピーラ)」という言葉があって、これが「カイピリーニャ」の語源になったと言われています。ブラジルでの農村部では毎年「フェスタ・ジュニーナ」というお祭りがあり、そこでカイピーラの若い女性たちが今のカイピリーニャをウェルカムドリンク的にふるまっていました。それで「Caipira カイピーラ」に女性名詞の「nha=小さな」が合わさり「田舎のお嬢さん」という意味の『Caipirinha カイピリーニャ』と呼ばれるようになったと言われています。

風邪薬と飲まれていたのは1900年代初期、それからカイピリーニャはブラジルでもっともポピュラーな飲みものとなり、今では世界中で親しまれています。

本場ブラジルでは

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ブラジルのライムはポルトガル語で「Limão リマォン」これが安い!日本円にして1個約30円しないぐらいでどこのスーパーでも大量に売っています。

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砂糖は1kgで100円ちょい、この砂糖は「UNIÃO ユニアォン」という精製砂糖で日本の上白糖よりもサラッとしていて溶けやすい。ブラジルは甘党が人多いので砂糖をかなり入れますが好みを伝えて注文もできます。

カイピリーニャのオーダー
・Caipirinha com açúcar
 コン アスーカル 砂糖入り
・Caipirinha sem açúcar
 セン アスーカル 砂糖無し
・Caipirinha açúcar um pouco
 アスーカル ウン ポーコ 砂糖少なめ

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2016年にブラジルで飲んだカイピリーニャたち。作り方やビジュアルも店や人によってさまざまで、グラスに材料を入れて混ぜたりシェイクしたり。

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ブラジル音楽好きには有名、リオのラパ地区を代表するライヴハウス「カリオカ・ダ・ジェマ(Carioca da Gema)」ではこんな感じでシェイク。

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使うベースのカシャッサにもこだわる店が多く「うちの店はこれよ!」「これが一番美味しい!」→大体こう言いますが笑、各店のこだわりの味わいをホッピングするのも楽しい。

カイピリーニャのレシピと作り方

そんな訳でブラジルに行くと昼から飲んじゃうカイピリーニャですが、現地ではどのように飲まれているのか?と聞かれると結構困ります・・彼らは気分とか場の雰囲気とかで自由に楽しんでいるようにしか見えない笑。ただカイピリーニャの甘酸っぱい味わいはお肉はもちろん、魚料理、豆料理、メキシコ料理やエスニック系など様々な「食」に合います。そしてシンプル。自宅でも気軽に楽しめるカイピリーニャ、ぜひ作ってみてください。

『カイピリーニャ』レシピ 
・ライム…………1/2個
・砂糖……………小さじ1.5~2
・氷(小さめ)…適量
・カシャッサ……45ml

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『カイピリーニャ』作り方
1、皮の薄く表面がツルツルしていて実が詰まっているような弾力があるものを選ぶ
2、ヘタの部分をカット
3、ライムを縦半分にカット
4、真ん中にあるワタの部分を取り除く→ココ重要

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5、6~8等分にカット(スライスにカットしても面白い)
6、グラスにライムを入れる
7、グラスに砂糖を小さじ 2杯くらい(お好みで)入れる。
8、棒をライムを潰す *あまり強く潰すと皮の苦味が出てくるので注意
*潰す棒→スリコギ棒みたいなものがあればOK

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9、潰したあとはこんな感じ
10、カシャッサを注ぐ
11、スプーンで砂糖が溶けるまでよく混ぜる
12、氷を加えてさらに全体が馴染む感じに混ぜる
*写真撮影:ienomistyle イエノミスタイル

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完成ー、カイピリーニャの魅力はライムの爽やかさと甘さが融合し飲むと高揚感が高まるところ。お店のメニューに食卓に、バーベキュー、キャンプ、ビーチなどなど、楽しんで貰えたら嬉しいです!

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