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忘れられたカクテル「メルバ」に迫る 後編

材料を揃えるのに思ったより時間かかったので、後編のスタートが遅くなってしまいました。今日はスウェディッシュパンチから作っていきます。前編をご覧になってない方は意味がわからないと思うので、ひとつ前の記事もご覧ください。

瀬戸内産レモンスライス
バカルディエイト
バタヴィアアラック

とりあえずこちらを6時間漬け込みます。こちらが出来上がったものになります。

さてここで紅茶を淹れていきましょう。

雲南金針紅茶
カルダモン
桂花茶

元のレシピには無いのですが、ここでひらめいたので桂花茶(金木犀)を足してみます。雲南金針紅茶は特徴がないのが特徴と言う紅茶らしく、あまりこれといった香りがありません。輪切りで漬け込んだ柑橘の香りと、桂花の香りが合うと思いましたので今回は採用してみました。これのおかげで紅茶からはえもいわれぬ甘い香りがしています。ここに砂糖を加えシロップにしていきます。

このシロップと、レモンを漬け込んだラムとアラックを合わせて、ゆっくりと濾したら完成。

バカルディラムに、スウェディッシュパンチ、グレナデンシロップとアブサン、レモンジュースを加えて、シェイクすると。

これが「メルバ」です。アブサンを使ったカクテルは人気がありますので、これでひとつレパートリーが増えました。桂花の香りも奥に効いてますね。ラムベースのアブサンカクテル。グレナデンシロップの甘さが全体をまろやかにしてくれます。ぜひお試しください。

では後ほど。

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