【蝦夷丸が行く!】 北海道遺産!松浦武四郎の蝦夷地踏査の足跡 #ショコツ川の大冒険!【エピローグ】
みなさんこんにちは!屯田ライターの蝦夷丸です!
今回は3回に渡りお届けしてきた「渚滑川の大冒険レポート」のエピローグです。
今回の「蝦夷丸が行く!」は、滝上町を拠点に活動している「Casochi合同会社」のお姉さんから、「松浦武四郎が旅した渚滑川を地元のおじさま達と一緒に冒険して、レポートにまとめてほしい!」という依頼を受けて、2日間かけて渚滑川を冒険(調査)した旅の記録です!
【プロローグ】はこちら
https://note.com/bari3/n/nc5c1e0525f91
【1日目】はこちら
https://note.com/bari3/n/naadb1f68796c
【2日目】はこちら
https://note.com/bari3/n/n0f93c40ced22
2日間に渡る渚滑川の大冒険いかがでしたでしょうか?
おじいちゃん軍団のパッションが迸るアツい夏の思い出となりました…
すでに遠い昔の思い出に感じる…
さて、今回はエピローグとして、1日目の冒険が終わった後の食事の席でのお話から、武四郎調査のきっかけや、おじいちゃん軍団の熱き挑戦を支えているCasochi合同会社の井上姉妹の存在について、そして活動の裏に込められたひろさん、たけちゃんの思いをお伝えしていきます。
マジで良いお話がたくさん聞けたので、ぜひ最後までご覧ください!
それでは参りましょう!どうぞ!
なぜ武四郎について調べ始めたのか
ひろのりさん(ひろ):地域の歴史を教える中で武四郎に出会っただけ。調べていくうちにとんでもない人だということがわかってきて、おもしろくなってきたんだ。
たけ:町の歴史として資料に出ていることなら調査しなくても資料を集めて繋げれば見えてくると思う。でも、資料に書かれている場所がどこなのかや、本当に存在するのかというのは実際に探してみないとわからない。だから自分たちで探してみたいと思うようになった。
ひろ:この件に関して調査した人はアイヌ語地名研究者の伊藤せいちさんだけなの。その人が、資料を元に「この地名はここだ、この地名はここだ」って見当をつけていったの。
たけ:僕は仕事で何年も山に入って草刈りをしたりしてきたから、仕事しながら「この山を超えるならこのルートしかないだろうな」とか見当がついていた。そして実際にそこを調査したら、伊藤さんでも見つけられなかった場所を見つけることができて「やった!」って思ったよね。
佐藤さんも地元の人で、そういう歴史とかに関心をもって見てきたから詳しいんだよ。
せいしゅう:こういう活動ができているのも、そうやってそれぞれの持っている知識や経験を持ち寄ってるからこそですよね。
たけ:そうそう。だから「おもしろくないなぁ」なんて思いながらやってきた仕事も、今こういうところに繋がっていたりしておもしろいよね。
ひろ:本当にね、今回の旅も誰か欠けてたら成立していないのさ。
えぞ・せいしゅう:お、いい話だ〜
ひろ:ホール(洞窟)もたけさんがいなかったら見つかってないし、渚滑川も下流側を佐藤さんが教えてくれたから上に進んでこられた。
蝦夷丸(えぞ):今日使ってた地図や資料は会のみなさんで作成されたんですか?
ひろ:うん、まぁ…そういう感じかな…(言葉を濁す)
井上みなみ(みなみ):ほとんど〜?
井上あみ(あみ):ひとりで〜?
一同:笑笑笑笑
えぞ:ひろさん一人で作ったんですか!?
ひろ:資料を見ながら見当をつけて位置を地図に落としていったけど、よつば(よつば乳業の工場。今回の冒険のスタート地点)から下はわからなくて、佐藤さんに案内してもらえたから埋められたのさ。佐藤さんがいなかったらよつばから海までは全くわからなかった。
楽しそうに生き生きと活動するおじいちゃん軍団
みなみ:おじいちゃんたちが夢中になってるのが良いって二人(えぞ・せいしゅう)が言ってたよ
せいしゅう:こどもがゲームに夢中になってるみたいな感じですごく楽しそうでした!
ひろ:おんなじおんなじ!
一同:笑笑笑笑
ひろ:むちゃくちゃ楽しい!
みなみ:それが伝わってくるよね〜
おじいちゃん軍団を支える「カソチ」の存在
たけ:とても楽しいですよね。たとえばカソチの彼女たちに手伝ってもらえなかったらただの老人クラブじゃないですか。
えぞ:あの〜めちゃくちゃ失礼ながら、本当にそう思ってました!(笑)たぶんカソチのお二人がいなかったらできていない部分も大きいんだろうなぁと。
ひろ:そうだね。ふたりがいなかったら今回の企画だってやれてないんだから。
みなみ:やれてるやれてる!私たちがいなくても調査にはいけてたよね。
えぞ:やれてなかったってことはないですよね!形になるまでのスピード感とかは違ってくるだろうなとは思いますけど。
ひろ:形になってないと思う。だって俺そこまでやらないもん。
えぞ:確かに、形にして世に出すところまでやれたのはカソチのお二人のおかげだろうなと思います。
ひろ:その通り!
たけ:僕もここ以外でやってた趣味とかクラブ活動の続きみたいな気持ちでいるんだけど、僕らがやってた頃のアナログの手法の発表の仕方だと、模造紙に地図を書いて発表するくらいしかできないんですよ。
えぞ:僕が住んでいる上川町にもスーパー山歩きおじいちゃんがいるんですけど、その方は町中の林道とか川とか沢とかを歩きまくっていて、誰よりも詳しいんです。でもその情報を発信する方法がCD-Rに写真を入れて配るみたいなことしかないので、もったいないなぁとずっと思っていて、こういう貴重な一次情報を町や地域の魅力としてもっと広く発信できたらいいのになと思うんですけど、僕はそこまでできてないから、やっぱりカソチさんはすごいなぁ〜っていつも思うんですよね。
みなみ:あーでもそれはちゃんとお仕事として発注してくれるから!それはうちらもありがたいし、研究会としても私たちみたいな存在は使い勝手が良いんだと思う。
ひろ:なんせこういう取り組みをお仕事にするのが上手なおじさんが一人ついてるから。
一同:笑笑笑笑
せいしゅう:いや〜そういう人もやっぱり大事ですよね〜
えぞ:やっぱり役割分担がしっかりできてる!
せいしゅう:すばらしい!ワンチーム!
ひろ:今日も聞いててわかったと思うけど、本当にしっかり本読んでないから!だけど、その活動をお仕事にするための準備は一生懸命やってくれるの。
みなみ:どこからみんなモチベーションがきてるんだろうって思うよね。各々動かなきゃっていう思いを持って集まってこうやって2日間かけて調査にいくのよね。
ひろ:変なやつの集まりなんだけど、それに食いついてきたやつも変なやつなのよ。でも楽しいしょ?こういう変なおじさんたち見てて。
えぞ:めっちゃ楽しいです!
みなみ:なんかおじいちゃん5人組がキャラに見えてくるよね
ひろ:あのね、一人ヤングがいるから。
みなみ:あ、そうねそうね。蝦夷丸ちょっとひろさんに年齢聞いてみて(ニヤニヤ)
えぞ:え、ひろさんておいくつですか?
ひろ:俺?22!
えぞ:お若い!!笑
みなみ:いつも徹底して22って答えてくれるの笑
ひろ:あのね、ここ(心)だから。
一同:おぉ〜
せいしゅう:22歳か。僕より年下ですね。僕にもそんな時期がありましたよ。
一同:笑笑笑笑
えぞ:でもいいよね。いくつになっても夢中になれることがあるって。
ひろ:体はね、どんどん動かなくなるからさ。
せいしゅう:でも今日すごいグイグイ行ってましたけどね!
ひろ:あれでもだいぶ行かなくなったんだよ。
せいしゅう:山中さんとか途中で行かなくなってましたよね。
ひろ:山中さんはおじいちゃんだから。
えぞ:山中さんが川に入った時俺めっちゃ心配になりましたもん!
たけ:僕はシャッターチャンスだと思って見てたんだけどね。
えぞ:笑笑笑笑
「住みたい所に住む権利」を行使して、日本のチベットに移り住んできたフセイン大統領
せいしゅう:お二人はどういう経緯で滝上にきたんですか?
たけ:北海道の前は大阪。仕事の関係で東京にいたんだけど。都会に暮らしたくないっていう思いがあったり、危ないと思った。
ひろ:滝上にきた頃のたけさんの写真見たらね、こっちの方が危ない。
たけ:フセイン大統領みたいな風貌だったからね。
えぞ:フセイン!?たけさんは何年前に滝上に来たんですか?
たけ:34のときに来たからもう40年くらい前かな?
えぞ:じゃあもう滝上での暮らしが一番長くなってるってことですよね
たけ:そうそうそう!日本はいろんな自由が認められてるじゃないですか、その中で難しいのは住む場所を決める自由だと思う。住む場所を決める理由って多くの場合は仕事だよね。埼玉とか千葉に住んでる人も東京に仕事があるからそこに住んでいる。それって住みたい場所に住んでるわけじゃないよね。
えぞ:たしかに…!
たけ:自分が住みたい町に移るって難しいよね。仕事がないとか医療機関がないとかコンビニがないとか、それでもその町に住みたいと思って移り住むっていう、多くの人が放棄してる権利を僕は行使して滝上に移り住んできました。
えぞ:か、かっこいい…たけさんが滝上に住みたいと思った理由はなんだったんですか?
たけ:とにかく開発が一番遅れてるところはここだろうなと思って。
一同:えぇー!!!すごい!!
えぞ:え、でも40年近く前だと滝上はむしろ今よりも栄えてたんじゃないですか?
たけ:栄えてたけど、開発とかは遅れるところだと思う。日本の端っこだから。
ひろ:その当時は栄えてたけど、武四郎が来たルートは、釧路ー知床周りで来るか、留萌ー宗谷周りで来るか、ていうことで言うと日本の一番端なのよ。
たけ:そして紋別から入り、渚滑川をさらに遡らないとこれないでしょ。だから滝上は日本のチベットなのよ。
みなみ:お山を一個超えるだけで隣町の上川町とはまた違うのね?
たけ・ひろ:全然違う!
ひろ:紋別が一番端っこだと思ってぐるっと回って来たら、そこからさらに内陸にはいらないとならんていうね。
たけ:内陸の中で開発が遅れたのが意外と富良野とかなんでしょ?空知川を登っていかないといけないから。
せいしゅう:たしかに僕が住んでいるところが空知川の一番源流です。
えぞ:そういうところが本当に一番最後に開拓されたところなんだろうね。
せいしゅう:たしかに。やっぱり滝上は僕が住んでいる南富良野とちょっとなんか通じるところがあるというか、雰囲気が似てるところがあるなと常々感じてました。
ひろ:俺も幾寅付近通った時に滝上に似てるなと思った!「南富良野って都会かと思ったけどめっちゃ田舎じゃん!」って。
せいしゅう:そうなんですよね。だから滝上都会じゃんて思いました(笑)
ひろ:ここと違って洪水に弱い町だよね。何年か前に洪水で大変な目にもあったもんね。どんなに降ってもここの川は溢れないから。渓谷になってガッツリ落ち込んでるからね。
せいしゅう:湧別川とかは結構氾濫多いって聞くんですけどね。
ひろ:湧別川は堤防が無かったら大変なことになってるよ。
たけ:土地が広くて開けてるってことは川が氾濫して土が慣らされて平になってるってことだからね。
せいしゅう:住みやすいけどリスクもあるってことですね。
たけ:そう。だからそういう意味でも自分で安全だと思うところを選んで住むっていうことがすごく大切だと思うんよ。たとえば大きな地震があって3階建ての建物が倒れるのと、30階建ての建物が倒れるのでは被害の大きさが全然違うわけでしょ。
せいしゅう:あ、そういう意味で「東京が怖い」だったんですね!
たけ:そうそうそう!
えぞ:住むリスクが高いってことですね
たけ:そうそう!だから、人口が増えると建物が高くなったり、地下が深くなったりするわけでしょ。そして郊外にもどんどん住宅街が増えて、排水も追いつかなくなってマンホールから水が溢れるような都市型災害になったりする。だからそういう意味では、浸水したりしてもあなたたちはそういう場所を選んで住んでるんでしょ!って僕はいつも思ってるの。
みなみ:なんかいるよね。行政どうにかしろとか補償しろとか言ってる人ね。
たけ:うん。あなたがそういう場所を選んで住んでるんだと。文句を言うなというのが僕の思いなんですよ。
えぞ:それを40年前に思って実際に滝上に移住したたけさんの行動力…
たけ:それは僕も仕事として、建築の設計をやってたから。デベロッパーの片腕となってそういう仕事をやってたし、ビルの設計とかやってた。だから「これ電気止まったらエレベーターはどうなるんだ?」とか、「水道はどうなるんだ?」とか、そういう疑問を持ちながら働いてたんですよ。ましてや子どもたちとの関わりができたときに、こういう危険を子どもたちに分けるようなことは避けないといけないと思った。
えぞ・せいしゅう:うわ〜これまためっちゃいい話…
せいしゅう:いや〜本当に東京なんて日に日にリスクが高まってますもんね。30年以内に地震が起きるとか言われてますし。
たけ:そうだね〜楽しみにしてるわけじゃないけどね〜
都会の魅力と「楽しさの基準」
えぞ:でも不思議とこのコロナの感染が広まってる中でも東京の人口は増えてるらしいですね。
みなみ:どういう計算で増えてるんだろうね。
たけ:人口が多いっていうことは、賢い人も多ければバカな人も多いんですよ。行くな!って言われても行くとか、やるな!って言われたことやるとか。
みなみ:なんなんだろうね。何にみんな惹きつけられてしまうんだろうね。
ひろ:楽しいところがあるからだよ。楽しさの基準が俺たちとは違うけど。
たけ:そう!違うのよ!だから渚滑川はこんなに楽しいんだって思う人が大勢いればいいんだけどね。女の子が横についてお酒注いでくれる方が楽しいっていう人もいる。まぁあれも楽しいんだけどね!
せいしゅう:いやいやいや!笑 そういうのも嫌いではないんだ笑
えぞ:もちろんそれも良い!
みなみ:なんか難しいよね。個人の価値観と本当の楽しさと多様性と…
せいしゅう:僕は今廃校利用の施設に住んでいるんですけど、その施設に一時期東京の人を呼ぼうとしていたんですが全然こなくて。来てもだいたいみんな1週間くらいでやることがないって言って帰っちゃうんですよね。
たけ:そこが違うんだよね。
せいしゅう:自分で楽しいことを見つけ出すっていうことがない。そういうスキルがないというか…
みなみ:サービスを受けようとしてくるんだよね
ひろ:ここでやること見つけて、自分で楽しめよな。そうじゃないとここでは楽しめない。
たけ:だから僕は、自分が行った先で絶対自分が楽しめることを見つけられると思ったの。
せいしゅう:そのひとつが今回のツアーでもあるってことですよね。
えぞ:僕、上川に移住する時に、まったく同じことをいっくさん(妻)に言いましたね。どこに行っても楽しく暮らせる自信があるから移住しようって。
たけ:僕今でも覚えていて、自分でも傑作だなと思ってるんだけど、戦時中のイラクでバスツアーを企画したの。
せいしゅう:え!!笑笑 話がぶっ飛びすぎてちょっとついていけないんですけど!
えぞ:えっ?ていうかまず戦時中のイラクにいたんですか?えっ?もしかして本当にフセイン大統領なんですか?
たけ:うん!戦争やってる時にイラクにいたの!
えぞ:(いろいろ理解が追いついてないけど)戦時中のイラクでどうしてバスツアーを?
たけ:自分がもともと遺跡とか好きだったからあちこち勝手にこっそり行ってたんだけど、同僚とか他の日本人も連れて行って欲しいって言うから、日本語から英語に訳す人と、英語から現地の言葉に訳す人の2人介してやりとりして、なんとかバスツアーを企画することができたんですよね。
えぞ:たけさんはなんでそういう遺跡があることを知ってたんですか?
たけ:日本にいる時からもともと好きだったんですよ!それでイラクの仕事があるって聞いて「僕が行きます!」って手を挙げたのよ。
えぞ:戦時中のイラクでも楽しみを作り出せるたけさん恐るべし…!
地域の子ども、日本の子ども、世界の子どもを育てる
せいしゅう:ひろさんは社会の先生をやっていたとお聞きしたんですけど。
ひろ:昔ね。
みなみ:10年前?
えぞ:井上姉妹もひろさんの教え子なんですか?
みなみ:教わってないの。
ひろ:「隣のおじさん」って呼ばれるはずが先生って呼ばれるのが嫌で入学してくる前に転勤したの。
みなみ:今は農家のおじさんなんだよ。
せいしゅう:今は自由人て言ってましたよ。
えぞ:自由人(ひろ)と不自由人(たけ)って言ってました。
たけ:そうそう。僕なんかもう奥さんに縛られて…
一同:笑笑笑笑
みなみ:ひろさんは基本子どもがベースにあるってことでしょ?あれしようこれしようとか、何しなきゃっていうのは。
ひろ:いや、基本は俺がベース。俺が楽しい方が良い。
みなみ:そうだね(笑)今は百笑たきのうえっていう農家さんをやっていて、そこのパンフレットには「子どもたちに安心安全なものを食べさせたいから」って書いてあるんだよね。
ひろ:そやって書いてたらかっこいいじゃん。
みなみ:っていうのも書いてあるんだよね(笑)
たけ:人が働くっていうのはどういうことかを考えると、子どもを育てるってことにつながると思う。その子どもが健康で安全に育ってほしいと考えた時に、やっぱり危険な食べ物を与えるというのが一番悪いことだと思うの。
えぞ:たしかに。僕も親になってから子どもに食べさせるものが気になるようになりました。
たけ:働くってことを考えると、最終的にはみんな、自分の子どもだけじゃなく、地域の子ども、日本の子ども、世界の子どもを育てるということに行き着くんだと思う。
だから子どもたちを肉体的に育てることと、生きていくための知恵を身に付けるための教育を受けさせるためにお金が必要で、そのために大人は働くんだと。
えぞ:なるほど。子どもがいない大人でも、自分の子ども以外の子どもでも、大人はみんな子どもたちのために働いているのだと。
たけ:会社も従業員がいて、その従業員の家族、子どもたちを育てるためにっていうことだから。子どもを育てるということにお金をかけるっていうのが大人のやるべきことだと思うんだよね。
せいしゅう:なるほど〜それでカソチさんにもこうやってお仕事を出して…
たけ:そうそう。そうして僕の老後をみてもらおうという魂胆。
みなみ:そうだよねーそうやって今ポイント貯めてるんだよね!
楽しい暮らしは自分たちで作っていく
今回、渚滑川の冒険に同行させていただいて、地元の歴史や資源に目を向け、いかに暮らしや人生、地域をおもしろくしていくかを考え、実際に行動している大人たちの姿を見て、「ローカルで楽しく生きる」ということにもっと真剣に向き合おうと改めて思いました。
田舎には困難なことや不便なことはもちろんあるし、悲観しようと思えばその材料はいくらでもあります。
それでも私たちは「どこで生きるか」を自ら選択し、「どう生きるか」を日々自分の意志で決断していかなければなりません。
だったら、ネガティブな要素に引き寄せられずに、どうポジティブに転換するか、どう楽しむかを基準に選択し、決断して、人生をおもしろくしていく方法を考え、実践してく方が良い。
そしてその上で、地域や社会の中での自分の役割を果たし、貢献していく。
それがローカルで楽しく生きていくために必要なことなのだと思います。
おじいちゃん軍団の背中からそんなこと学んだ二日間でした。
こんな貴重な機会をいただいたカソチさん、本当にありがとうございました!
これからも滝上にたくさん遊びに行きます!
そして、しょこつがわ連携研究会の皆さんも、本当にありがとうございました!
また一緒に冒険しましょう!
次の「蝦夷丸がいく!」はあなたの町かも!?
「蝦夷丸がいく!」は、屯田ライターの蝦夷丸が、地域の「ひと・もの・こと」を色々な角度から捉えて面白がるトレーニングとして、友人・知人の暮らしている町を訪れて、体験したことや感じたことを記事にするという活動です。
これからも自主的にゆるゆると続けて行こうと思いますが、もし蝦夷丸に我が町の記事を書いてもらいたい!という方がおられましたら本当に気軽にご連絡いただけると嬉しいです!
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ご連絡お待ちしております!
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