大切な友達へ。
小中と仲の良かった友達が、結婚した。
…と、思ったら、ママにもなっていた。
彼女とは、小学1年生のときに出会った。
小学生になって初めてできた友達と言っても過言ではない。
1年生の頃からずっと仲が良くて、
よくお互いの家に遊びに行ったりもした。
交換ノートなんかもした。
彼女はどちらかというと女の子と遊ぶより男の子と遊ぶ方が得意で、やんちゃでムードメーカーだった。(と思う)
恋愛には興味なさそうな態度しといて、本当はめっちゃ恋話が好きな、ツンデレタイプ。
2人でいる時は、彼女がボケで、私がツッコミ、みたいな感じかな。
私がお姉ちゃんで、彼女が妹、みたいな。
そんな彼女と、すごく気が合った。
中学の時は、クラスも部活も違かったけど、
くだらないことを書いたノートを毎日のように交換して、
休み時間には、授業中に書いた、手紙(メモ帳とかちぎったノート)を交換して、廊下でお喋りをした。
今思えば、その手紙の内容はとんでもなくくだらないのだけど、
当時の私たちはその手紙がとても楽しみだった。
時には、お互いの好きな人を教えあって、見かけるたびにキャーキャー言ったり、
お互いの恋愛成就のために協力したりなんかもした。
そんなくだらない毎日が、当時の私たちにとってはかけがえのない思い出だった。
とっても友達思いの彼女に、私は何度も助けられた。
いちばん助けられたのは、中学の時、私がクラスメートの一部にいじめを受けていたときだった。
今まで、いじめなんて受けてきたことのない(むしろいじめる側だった…反省…)私にとって、その時のダメージは物凄く大きかった。
学校に行きたくないとさえ思った。
私はすぐに、彼女に相談した。
彼女は私の味方になってくれた。
それが、私にとって大きな心の支えになった。
彼女は、私をいじめた人達を廊下で見かける度に、彼女たちに聞こえるように暴言を吐いた。
やり方はあんまり良くなかったと思うけど、
私のために闘ってくれる彼女の存在が、大きくて、温かくて、ありがたかった。
それからすぐに、私へのいじめはなくなった。(完全にではなかったかもしれないが。)
あの時のことは、今でも本当に感謝している。
高校は別々だったが、部活が同じだったので、時々、大会や練習試合で会うことがあった。
しかし、彼女は、ある病気になってしまい、部活を続けられなくなってしまった。
そんな時期に、一度、彼女の家を訪れた。
久しぶりに会って、ゆっくり話したけど、あの時と彼女と全然変わってなかった。
それから、高校を卒業し、お互い別々の大学に入り、私も地元を離れたので、たまにでも会うことは無くなってしまった。
成人式で会ったのが、すっごく久々だった気がする。
その時の彼女は、私の知っているツンデレな彼女ではなかった。
いい意味で変わっていた。
自信を持っているような、毎日楽しそうな、そんな表情だった。
それからも、ごくたまに連絡をとることはあったが、お互いの近況を知るのはInstagram上だった。
今年に入ってすぐ、彼女が入籍したという投稿を見た。
それまでも、彼氏と仲の良さそうな写真をアップしていたのを見ていたが、
まさか、結婚とは。。。!!
驚きと同時に、
おめでとう、幸せになってほしい、
という思いが自然とこみ上げた。
それから暫くして、
彼女が妊娠していて、もうすぐ出産だということを知った。
あぁ、あんなにやんちゃだった彼女が、ママになるのかぁ。
すごいな。
元気な子が産まれてくるといいな。彼女みたいに。元気で優しい、友達思いな子。
彼女も、きっと強いママになるだろうな。
どうか、どうか、
幸せになってほしい。
本当に、おめでとう。
私はずっと、応援しています。
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嬉しさと懐かしさと、いろんな思いが込み上げてきてしまって、めちゃくちゃな文章になってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました🌻
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