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先日、テレビ取材があった時、レポーターの女性に
ジャケットの「左の髭皿は古伊万里でオランダの東インド会社の注文で有田で作られた物で
真ん中の模様は、日本では紅葉手と呼ばれていますが
元はダビデの星から来てるんです
そして右はオランダのデルフトの髭皿で、模様はブルーオニオンとよばれますが、これは中国のザクロ模様から来てるんです」と解説しましたが

イマイチ反応が鈍かったので
もっとその時代を想像してもらおうと
今日は真ん中に置いた地球儀を、南蛮船を描いた醤油入れに替えました😅
下は南蛮船のアップです

長崎の土産です

そして下は南蛮人を描いたカップ

これも長崎で買ったものです

これで出島にあったオランダの東インド会社の様子がイメージ出来たでしょうか😅

南蛮人の裏は南蛮船の絵です

下は醤油入れの蓋ですが
VOCとあり「オランダ東インド会社」のマークが描かれています

と夕方見学に来られた中年の女性に説明して
「江戸時代中期に有田で作れられた髭皿が
オランダの東インド会社の船でヨーロッパに運ばれ王侯貴族に珍重され
一部はアメリカに渡り、地球を一周して日本に帰り、ここにあるんですよ」

私のコレクションの一部です

と解説しましたが
芳名録に名前を書いてもらうと、東京の人でしたが
なんと有田〇〇子とあり
有田の里に由来のある子という意味ではないかと
本人もビックリ!

するとその後に入って来たのは愛知県からというカメラを持った大学生3人
「うちには愛知県瀬戸市の物がいっぱいあるんですよ」と
輸出用の瀬戸ノベルティの人形やポーセリンバードを説明…と大忙し😅

この寒さで店はヒマなのに、セラミックロードは賑やかでした😀


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