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先日、地方紙を読んでいたら、「地元唯一の散髪屋が閉店」という投稿があった
「その店は、小学生の息子が下校してバスを待つ間、店に預かってもらったり、子供の進学、就職、結婚の相談相手になってもらったり、自分たちの住む地区のコミュニティであったのに
70歳を過ぎての現役引退は寂しいことです」…とあった😍

これは私が「理容史料館開設の記」に書いたことと同じではないか

と思い出したのは20年程前アメリカでヒットした
「BARBER SHOP」という
シカゴのアフリカ系アメリカ人の床屋を舞台にした映画
笑いあり涙ありラップありの人情コメディ・ドラマと
謳い文句にあるように大変面白い映画でしたが
その中で印象に残ったのは、店主が言った
「床屋は街のファッションリーダーであり、心理カウンセラーだ」
というセリフ😍

若い時にはファッションリーダー気分でオシャレをしても
歳を重ねると共に
カウンセラーとしての役割が大きくなって来たように感じる😍

それは人生の喜びと悲しみを経験し、酸いも甘いを噛み分けて来て
多くの方々の言葉を傾聴出来るにようになったからだろうか
と思っていたら
今日はお客さんの9割が観光客と同業者という日でビックリ😍
金髪の若い理容師さんが
「こんな勉強になった店は初めてです」と言ったり
女性が
「ああ、気持ち良かった〜、私の町に支店を出して下さい」と喜ばれたり
と嬉しい日でしたが

傾聴の後に、笑いで締める芸(?)を磨いて行けば
理容師&傾聴ボランティアとして後30年は頑張れそうです😍

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