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「因伯昔話に見る打吹天女伝説」の後編が今日、日本海新聞に掲載されましたが
現在、流布しているの天女伝説は
天女が羽衣を盗まれても天女の記憶を持っていて
盗んだ農夫も、妻になったのが天女と知っているのに対し😅

昭和6年発売の「因伯昔話」の天女伝説では、羽衣を盗まれた天女は
天女の記憶は無くなり、ただの人になってしまう
そして訪ねた家の農夫は羽衣を盗んだ男だったが、訪れたのが天女と知らずに結婚して、二人の女の子を授かる😀

子どもたちはすくすくと育ち、ある日家族で町に遊びに行こうという時
農夫が「うちには綺麗な衣がある」と姉に着せると、姉が舞って見せる
その後、妹が衣を着て舞うと、天女だった母親が「舞が少し拙い、私に衣を貸して」と羽衣を着ると、忽ち天女の記憶が蘇り空に浮かび「二人を連れて行きたいが、天上には人間の子供が住む所はない、これも運命と思って、体を大切に…」と天上帰ってしまう😨

驚いた二人の娘は、鼓を打ち笛を吹き呼び戻そうとするが、母の天女は地上の人にはならなかった😨
しかし子供たちは、この別れを運命と受け止め、母なる山に抱かれて強く生きて行くだろう、という結末にすれば
教育理念を校名に入れたい成徳小学校側も、「打吹小」で納得出来るのでは
という気持ちを込めました😄
今のところ、この記事は好評のようですが
果たして、これからどうなりますことやら😅


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