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オンラインより対面の価値を変えていこうじゃないか。

新型コロナの影響で様々なところでオンライン化が進んでいる。

仕事を在宅でするのはもちろん、これまでなかなか受けることのできなかった遠方の講座やセミナー、スクールなどがオンライン授業をスタートしたことにより、移動の身体的、金銭的な負担なく受講することができるようになった。飲み会もオンライン、○○相談もオンライン、会議や同窓会などもオンライン。短期間なのに不思議と「オンラインやってないの?」という雰囲気にさえなってきている。

しかしだ。

緊急事態宣言が解除されて思った人はいるはずなのだ。

「あー!やっぱり直に見るってちがう」

「やっぱり会って話すって大事!」

「自分で見て買うって楽しい!」

つまりそれは直接触れる、見る、感じることへの価値。それを再確認したのではないだろうか?たとえそれが音楽や美術、スポーツなどその場にいないと体感できないと想像できるもの以外であっても。

つまりそれは「価値あるもの」「価値ある存在」なのであって、それを仕事にしている店や人、モノに対する価値というのはおのずと上がっていいと私は思ってる。

ただし。

自分では対面でやる意義や価値があると思っていても、オンラインでできるんじゃない?と思われるようなら価値を見出してもらえなかったということだ。そして自粛モードですっかりオンラインに慣れてしまった人たちにとってその違いを見出すのは簡単になってしまった。

だから。

今までと同じように再開したのでは、その価値を見出してもらえないかもしれない。そして、「体感すること」で価値を感じる種類の人たちにとって、直接会う、触れる、見ることで感じる幸せはオンラインでは得られないものばかりなのだ。

すみわけがあっていい。

オンラインでも対面でもそれぞれに価値があり、それぞれに合う、合わない、好みもある。みんながみんな同じモノで満たされるわけではないから。だからそれを提供する側が自ら自分を値下げしなくてもいいのだ。

自分を下げるのはやめて、またがんばっていこうじゃないか。

 






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リンパ浮腫専門理学療法士
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