仕事で大変なことって何ですか?
理学療法士として仕事の取材を受けました。
その中で聞かれた質問の1つが「仕事で大変なことって何ですか」でした。
うーん、、と考えてみましたが。特に何もないというのが私の結論です。
確かに学生時代はとても大変でしたし、国家試験もその後就職してからも今もしなくてはならないことは山ほどありますし、技術的なことや勉強面でいえば20年以上働いてきた今でさえまだまだこれからと思うところばかりです。
でもどうなんでしょうね。それもこれも個人的には「当たり前のこと」だと思っているので、特別大変だなーとは感じていないのかもしれません。
もちろん患者さんやご家族のことでとても難しい病気や状態に遭遇することもあります。でもそれも大変なのは「ご本人とご家族」のほうであって、自分の大変さというか難しさって言葉にするほどの量でも質でもないと思うんですよね。それに理学療法士としてするべきことをするのは、さらに「当然」じゃないですか。
なので特別大変だなと思うことはないかな。
それよりも、色々な方たちに出会えて、たくさんの事をその人生から教えてもらえる。その喜びと感謝の気持ちの方が上回っているのかもしれません。
今回初めて自分が仕事をしている風景を撮影していただきました。
11月に亡くなられた際、その看取りの数時間前まで関わらせていただいたご家族の家に4か月ぶりに伺って。
辛い闘病と介護をされたときの話なのに、なぜだか思い出話に花が咲いて。娘さんから後で、その時のお父さんの気持ちとか聞けてよかったとメッセージいただきました。
そしてリンパドレナージをしているときの私。(撮影用にマスクを外してます)
こんなに嬉しそうに幸せそうに人の体に触れているんだなぁと。
実際ありがたいなぁ、人間ってほんと凄いよなーと日々感動と喜びでいっぱいですが、改めてこの仕事が好きなんだなと実感しました。
理学療法士として、1人の人間として。
まだまだ学んでいきたいし、この幸せな仕事をする人をもっと増やしていきたい。これからは人と技術と環境を育てる仕事に残りの人生を費やしたいと思っているところです。
とはいえまずは自分の法人を軌道に乗せることが第一優先ですけど笑
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