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9月26日 17℃

夏の間に青草を食べまくった羊がどんどんでかくなってきた


黒猫がこの前ひと口だけお裾分けした牛乳に味を占めたらしく、人間が飲もうとカップに注いだとたんに走り込んできて直飲みしようと顔を突っ込んでくる。

シュトーレンのような贅沢な断面


ニセコにある Boulangerie JIN のパンを頂いた。
ナッツやドライフルーツがこれでもかと練り込まれていて、噛むと果実のじゅわっとした食感が美味しい。
春頃に店舗にお邪魔し、カンパーニュやバゲットなどのハードパンをたくさん買って、一週間ほどかけて食べた。要素を削いだとてもシンプルな作りのパンで、香ばしい小麦の風味がそのまま鼻腔にひろがる。スープやバターにもとても合う。


店舗の設計は建築家・中村好文さんが手がけていて、店主の神幸紀さんとの書簡のやりとりや建物が出来上がっていく道のりが書籍になっている。お二人の穏やかながら信念のこもった仕事ぶりにじんと感銘を受けた。もしJINに立ち寄る人はこの本を読んでみてほしい。

道の端にコスモスや野菊がところ狭しと咲いている。本州の花よりも背が高く茎が太くて力強い。摘んで花瓶に生けるようなことはしなくなった。野の花はその土地に他の草花と群れて混ざって咲いているからうつくしいのだと思う。

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