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#37 帰ってきたJリーグ 生き返らないガンバ 【J1第30節】

こんにちは、バーラです😭

長かった代表ウィークも終わり、久しぶりにJ1リーグが帰ってきました。
J1は残すところあと5節となり、各クラブの争いが佳境を迎えています。

今回は、10月21日14時キックオフのガンバ大阪vs名古屋グランパスの試合を振り返っていきます。

29節終了時点で、ガンバはリーグ2連敗中の13位。一方、名古屋も公式戦で6試合勝利がなく6位。互いに中断期間を経て仕切り直したい一戦でした。

スタメンは以下の通りです。

ガンバ4-1-2-3 名古屋3-4-2-1

ガンバは三浦選手が足指骨折から復帰。8月12日以来の復帰戦で即スタメンに抜擢されました。火曜日にチュニジア代表として日本代表と戦ったばかりのジェバリ選手はベンチスタート、イスラエルの戦争でご友人を亡くされたネタラヴィ選手はベンチ外となりました。

ネタラヴィ選手には心よりお悔やみ申し上げます。
サポーターから一番にネタラヴィコールが起こった時、パナスタにいた僕は胸が熱くなりました。

さて、今日のガンバで注目すべきは黒川選手のタスクです。普段は左SBを務めている黒川選手ですが、今日は左WGでの出場となりました。
ボール保持時に幅をとるという意味では、攻撃時の役割はいつもとほぼ同じでした。大きく違ったのは守備時の役割で、この日ガンバは5バックの守備を採用していたのですが、黒川選手はその一番左を担っていました。

5バックには、名古屋の前線3枚にぴったり3CBをつける、という狙いがあったようです。しかし実際は、ユンカー選手や永井選手がかなり落ちてきたため、5バックの効果はあまりありませんでした。
ただ5-2-3のような守備陣形になったことで、名古屋の3バックに対して3トップが圧をかけやすかったようには見えました。

試合を通して、流れをつかんでいたのはガンバでした。
名古屋のWBが早めにDFラインまで下がっており、ガンバは後ろで数的優位ができていました。そのため、ビルドアップはかなりスムーズでした。
それなりにシュートも打て、PK疑惑のシーンなどもあったのですが先制はできず。逆にセットプレーでワンチャンスを仕留められるという、もはやお約束の展開で失点してしまいます。

その後もいくつか決定機をつくったのですが決めきれず。
終盤はベタ引きした名古屋に対して、苦手とする5バックをガンバは最後まで崩せませんでした。
試合は0-1で名古屋が勝利しています。

<注目選手ピックアップ>
・三浦選手
久しぶりの出場でしたが、空中戦や裏のカバーリングで大活躍でした。
これぞ代表クラスのCB。頼もしすぎる漢(おとこ)が返ってきました。

・山本悠樹選手
覚醒がまだまだ止まりません。広い視野で冷静にプレスをかわしたかと思えば、鋭いドリブルも見せていました。IHでプレーしてほしい気はしますが、カウンターのケアなどアンカーとしてもネタ選手にない持ち味があります。

・高尾選手
1対1で相手をを止めまくっていました。攻撃面でも、スキを見て中へ持ち運んだプレーなどが魅力的でした。あとは右WGと呼吸が合ってくると最高です。

・塚本選手
大ケガから復帰。おかえりなさい!
右WGで途中からの出場でしたが、残念ながらあまり仕掛けられる場面はありませんでした。


ガンバはこれで目下3連敗。かなり辛いです。
ですが内容は決して悪くなく、ポジティブな材料も多く見られました。
時節のダービーは必ず勝ってくれることを期待したいと思います。

それから、来季のポヤトス監督続投も(ほぼ)決まりました。
ガンバの完全復活を願ってやみません。

読んでいただきありがとうございました。
それでは~


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