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チア・アップ!(5-15)

おはようございます。今日は夫の術後3ヶ月の検査日です。私も同伴して聞いてきます。

さて私の住む田舎町に一番近い映画館が少しづつ新作映画を上映してくれるようになりました。とてもうれしいです。

昨日もこちらも雨でしたが、キャッチコピーに惹かれて、新車で夫と2人観に行きました。

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のんびりと余生を過ごすためにシニアタウンに越してきたマーサ。「昔、チアリーダーになりたかったの」と、口にしたことから、お節介焼きの隣人シェリルにたき付けられ、チアリーディングクラブを結成することに。オーディションを開催するが、参加したのはチア未経験者どころか、腕が上がらない、膝が痛い、坐骨神経痛持ちの8人。周囲からは絶対に無理とバカにされ、笑われながらも、互いに励ましあいながら練習に打ち込んでいった。特訓を重ねた結果、チア未経験の素人たちが全米チアリーディング大会へのエントリーと進んでいくが……。(映画com解説より抜粋)

平均年齢72歳のチアリーディングチームの奮闘を描いたハートフルドラマで、主人公マーサ役をダイアン・キートンが、隣人シェリルに「世界にひとつのプレイブック」のジャッキー・ウィーバー、「ジャッキー・ブラウン」のパム・グリアといったベテラン女優たちが顔をそろえ演じています。

監督はザラ・ヘイズ、ダイアン・キートンは製作総指揮にも名を連ねています。

主人公マーサは癌に侵されていて、家族もないので何も残す必要がないため、全財産を整理するため、自らバザールのように売っていると、買う人々に遺品整理だと間違われているというシニカルなやりとりから物語は始まります。

整理がついたマーサは最期を看取ってくれる施設に移るのですが、そこでシェリルと気の良い仲間と出会い、チアーリーディングを始めることになり、最後は大会に出場するまでになるという、こんなふうに晩年を過ごせたらいいと羨ましくも、何かをするのに遅すぎるということはないマーサの終活が見事に描かれていました。

死に方は生き方に等しい。どのように死ぬかは、つまりどのように生きるかなんですね。

残念ながら映画評論家の評価は低いようですが、コメディとしてシニアが笑って泣ける映画でした。

原題 Poms 2019年 イギリス・アメリカ合作 上映時間91分

※画像はすべてWeb映画comからお借りしました。

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