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ポラリスが降り注ぐ夜(38-50)

本との出会いは様々です。本屋に平積みされた新刊、図書館新着の作品、covid-19の影響が大きくなってからは、出版社のwebサイトやメール、最近では出版社note、またnoteの読書感想文からも情報をいただいています。

今日紹介するのは本屋で題名に惹かれ、読んでみたいなと思って温めていたところ、図書館で借りられることになった作品です。

借りた時は気づかなかったけれど、先般の東山彰良氏、今回の季琴峰氏ともに台湾のご出身。私も台湾に縁があるといいなとニンマリしています。

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多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。気鋭の台湾人作家が送る、国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。(Amazon内容紹介より)

新宿2丁目という多様な性的アイデンティティを持つ人々が集まる店が多い町を舞台にして、昭和生まれの田舎町育ちの私には、想像もつかない恋愛が繰り広げられる短編集に、ちょっとドキドキしつつ、新しい世界が広がった気持ちがするのが嬉しいです。

著者の作品は芥川賞候補作「五つ数えれば三日月が」以来ですが、文章が読みやすく、表現もストレートで私は好きです。

今後どんな作品を描かれるのかも期待が高まるそんな作品でした。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日から旧盆行事で夫婦ともにバタバタします。皆様もどうかお気をつけください。







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