マガジンのカバー画像

読書備忘録

566
本を紹介したnoteをまとめています
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

最高の人生、永遠の快楽、その、極北

こんにちは。今日も暑いです。外に出るのが怖いです。熱は治りましたが、時折ひどく咳き込み、いったん咳が出始めるとしばらく止まらず、息苦しくなります。まだまだ本調子ではないということを身体がサインを出しているようです。 さて、図書館から借りてきた2冊目を読み終えました。 読んだ本の紹介 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 発売日 ‏ : ‎ 2023/5/26 単行本 ‏ : ‎ 248ページ この本を選んだ理由 最近わたしの周りでは死が近くて、生を感じられない時があります

一息一息の、生と死のあわいのような苦しさ

おはようございます。コロナ感染から4日目。身体はまだ本調子でないけれど、発熱による洗濯物が溜まってきたので、まず洗濯を済ませました。 今日はコロナ感染前から図書館から借りてきて、やっと朝読書で読み終えた作品を紹介します。 読んだ本の紹介 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 発売日 ‏ : ‎ 2023/5/31 単行本 ‏ : ‎ 224ページ この本を選んだ理由 コロナに感染する前に本の装丁に惹かれて、図書館から借りてきました。 あらすじ 感想 224ページの中に

戦慄のバイオホラー

こんにちは。夫の体調が思わしくない今週も始まりました。午後には夫も覚悟を決め、病院へ行く予定です。コロナでないことを祈るのみです。 さて今日はこの暑さの中、読み終えたホラーをご紹介します。 読んだ本の紹介 出版社 ‏ : ‎ 双葉社 発売日 ‏ : ‎ 2023/5/17 単行本(ソフトカバー)‏ : ‎ 368ページ この本を選んだ理由 SNSで紹介されていて、暑い夏にぴったりだと思い借りてみました。著者の知念実希人さんは沖縄生まれなのに、北海道の伝承フィクショ

なぜ金に狂い、家に縛られ、罪を犯すのか

おはようございます。梅雨明けし、太陽がギンギンに輝けども湿度がなく、爽やかさも感じる土曜日の朝です。皆さん、いかがお過ごしですか? さて今日は久しぶりに読んだ本の紹介をします。梅雨に入ったのと同時に姑のことなどで気忙しくしたせいか、どうも読書に身が入らなくなっていましたが、やっと少し回復してきた気がします。 読んだ本の紹介 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 発売日 ‏ : ‎ 2023/2/20 単行本 ‏ : ‎ 608ページ この本を選んだ理由 私が使っている

夜空に浮かぶ欠けた月たち

こんにちは。早くも夏バテなのでしょうか?身体が重くて、起き上がっていられないそんな時間帯が増えています。いやはや情けないことです。 さて昨夜開催された夜の「もくもく読書室」で1時間集中して読み、1冊を読み切りました。 この本を選んだ理由 題名と表紙が好きで読み始めました。 読んだ本の紹介 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA 発売日 ‏ : ‎ 2023/4/11 単行本 ‏ : ‎ 240ページ あらすじ 感想 私自身出産後の産後うつ、仕事の負荷によるうつ

とあるひととき

おはようございます。姑の転院で特別なことをした訳もないのに、すっかり疲れて、昨夜は早くから横になってしまいました。 朝も読書室の時間終了30分前に入室、村上作品を引き続き読んでいます。が、まだまだ終わりそうになく、1回読んだだけではどうも理解できないように感じています。 そんな中、昨日の転院でこんな本を読みました。 この本を選んだ理由 花王プラザで人気連載された、14人の人気作家が一日の3つの時間帯(朝、夕暮れ、午後11時)を絶妙に描いたエッセイアンソロジーをまとめた

それでも世界は回っている

こんにちは。今朝は息子からのメッセージで目が覚めました。彼の依頼でATMなど用事を済ませ、買い物、洗濯と家事をしたら、あっという間にお昼になってしまいました。これから雨の予報なので、洗濯物を取り込んだらこの時間です。 7月に入ってから朝読書をこちらの一人時間読書室で行っています。 おかげでKindleの積読本や図書館から借りてきた本を順調に読み終えています。 読んだ本の紹介 出版社 ‏ : ‎ 徳間書店   発売日 ‏ : ‎ 2021/5/28  単行本 ‏ : ‎

吉田篤弘作品にどっぷり

こんにちは。蒸し暑い朝で始まった月曜日。 「月とコーヒー」「つむじ風食堂の夜」を読んで以降、時折手にとってしまう吉田篤弘作品を最近はKindleで購入したので、次の2作品もゆっくり味わって読みました。 生活のリズムを少しでも朝型にしたくて朝読書も始めていますが、なかなか思うようにいきません。 また、今朝からずっと検診の予約電話を役所にかけているのに繋がらないし、午後はワクチン接種があるしで、心もざわついています。 少しでも落ち着きたいので、借りてきた「月とコーヒー」に連