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読書備忘録

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2023年4月の記事一覧

母という呪縛、娘という牢獄

こんばんは。今日はとても暖かだったのですが、頭痛がひどくて、食器をかなり割ったりして、落ち込んだ1日でした。 このところ眠れないので、読んだ本がノンフィクションです。 この本を選んだ理由 私は両親に普通に育てられましたが、一人娘ということで、若干親子関係が近かった気がしています。今母が介護が必要になって、この題名を見て恐る恐る読んでみました。 読んだ本の紹介 出版:2022年12月16日 講談社 単行本:288ページ あらすじ 感想 あかりさんの「母親の期待

顔出ししない作家が語る、30年の軌跡

おはようございます。昨日は母との面会でしたが、時間待ちにこの本を読み終えたので、今日はその感想です。 この本を選んだ理由 「みをつくし料理帖」「あきない世傳金と銀」と大きなシリーズを書き終えた著者が以前にも出していた自身を語るエッセイに、新たに最近発表したものが加わり出版されると知り、図書館にリクエスト購入してもらいました。 読んだ本の紹介 ・晴れときどき涙雨 出版:2023年2月15日 角川春樹事務所 文庫:263ページ あらすじ 感想 このエッセイ集は、

シリーズ化、ラプラスの魔女は今後?

こんにちは。週末はいかがお過ごしだったでしょうか? 夫がほとんど家にいない私は相変わらず読書と映画鑑賞の日々でした。 さて今日はそんな週末読んだ東野圭吾作品の感想です。 この作品を選んだ理由 東野作品の評価は、良くも悪くも読んでみないとわからないので、この作品を出版前から図書館に予約して、貸し出し可能になってすぐ読み始めました。 読んだ作品の紹介 出版:2023年3月17日 角川書店  単行本:416ページ あらすじ 感想 ラプラスの魔女シリーズ最新作です。前

湯あがりみたいにホッとして

おはようございます。今日から4月。令和5年度会計年度は土曜日からスタートですね。エイプリルフールでもあるし、ちょっとウキウキしたくなる日です。 さて今日も読み終えた本の紹介をします。 読んだ本の紹介 出版:2022年11月17日 双葉社   単行本:228ページ この本を選んだ理由 最近のサウナ、銭湯ブームに私はついていけないけれど、若い方の気持ちを知りたくて手に取りました。 あらすじ 感想 読み終えると心も温まっていました。読後知ったのですが、著者の半生がモ