どうして男子は「ピアノは女っぽいから」と恥ずかしがってピアノを途中でやめるのか、と、ピアノエラのチケット売ってます
僕、上に兄がいて、「父、母、兄、僕」という4人家族だったのですが、母だけが女性なんですね。
しょっちゅう、母が「僕が女の子だったら良かったのに」って言ってまして、まあわかりますよね。娘と一緒にお買い物とか旅行とか楽しそうですよね。
さらに母が「娘が生まれてたらピアノを習わせたかった。自分の家からピアノの音が聞こえてくるのってすごく良さそう」みたいなこともしょっちゅう言ってたんです。これもわかります。
「小さい頃、ピアノを習ってた」っていうの、よく聞きますよね。ヤマハやカワイの営業努力の結果なのか、日本全国で情操教育としてピアノを習うっていうのが流行ったのでしょうか。
ところで男子、習ってたんだけど、なぜか「女みたいで恥ずかしい」となって、小学生高学年くらいでやめちゃうんですよね。
そしてなぜか男子はその後、「ギター」を手にするんです。
どうして男子は「ピアノは女性的だ」って感じたのでしょう。あの繊細なイメージでしょうか。あるいはクラシック音楽のイメージでしょうか。
ギターが男性っていうイメージはロックの影響でしょうか。あるいは吟遊詩人がギターを弾いているというイメージもありますよね。
この楽器の性別のイメージって、例えば「チェロを弾いている女性はカッコいい」とか「サックスを吹く女性はセクシーだ」とか「トランペットを吹く男性はセクシーだ」とか、何かまとめて考えたら色んな発見がありそうです。
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「21世紀のピアノ音楽を提示する」ピアノエラ、2017年も開催されます。
東京・めぐろパーシモンホールで11月25日、26日です。
bar bossaでも応援したいので、チケット販売いたします。
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ピアノエラ、世界の「ピアノ」で表現している音楽の最前線のミュージシャンを一堂に会した演奏会なのですが、簡単に参加アーティストを紹介いたします。
11月25日
ボボ・ステンソン
スウェーデン出身のジャズ・ピアニストです。ECMを中心に名盤をたくさん発表しています。今回はボボ・ステンソン・トリオで演奏します。
マリオ・ラジーニャ
ポルトガル出身のジャズ・ピアニストです。アンドレ・メマーリとの2台のピアノ演奏で話題になりましたよね。ポルトガルとブラジル面白いです。今回はどんな演奏を聞かせてくれるのでしょうか。
ディエゴ・スキッシ with 北村聡
今一番面白いピアニストといえばアルゼンチンのディエゴ・スキッシですよね。それがなんと今回は我らが北村聡とのデュオで聞けます! ワー! ちなみにこのデュオ、岡山と姫路でも聞けます。すごい機会ですので是非!http://www.nrt.jp/blog/2017/10/_with_japan_tour_2017.html
11月26日
ハウシュカ
ドイツ出身、電子音楽や実験音楽を作曲、演奏しています。今回は自動演奏ピアノを取り入れた画期的な演奏になるそうで、これは鍵盤好きな方、たまらないですね。これ、ちょっと見てください↓
スワヴェク・ヤスクウケ
ポーランド出身、この人も今、是非、聞いておきたい人ですよね。この人についてはオラシオさんがnoteで熱く語っています。こちらも是非↓
高城正勝
京都出身、もう説明不要の人ですが、「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」、「夢と狂気の王国」の音楽を手掛けています。映像作家でもあります。
ピアノエラ、詳しくはこちらです。 http://thepianoera.com/
bar bossaでチケット売っています。成田さん、すごく良い席を用意していただけました。是非!
bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。→ https://note.mu/bar_bossa/n/n1fd988c2dfeb
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