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大きな液晶画面 MINOLTA α-7

最初に手にしたのがミノルタ製カメラなのに記事はひとつも書いてないなと思い、α-7にしました。

2000年9月に発売された中級機にあたるAFカメラです。私の感覚だとキャノンのEOS7、ニコンのF100と並ぶ辺りでしょうか。

中級といってもブラケット撮影やコンティニュアスオートフォーカスなど機能が盛りだくさんで使いこなせれば意のままに撮影が楽しめると思います。
私は…まぁ、「A」しか使えませんが。

■背面液晶画面

背面についている大型の液晶画面にはシャッタースピードと絞りの情報はもちろんフォーカスモードや測光方法、露出補正値などが表示されます。
画面が大きいのでとても見やすくバックライトも点灯することができます。
三脚使用時はとても便利です。

デジカメ世代の甥っ子に渡したら「画面になにも映らないよ」と言われました。

カスタム設定が説明書いらずなのも良い点です。
35種類あって言語を変えることもできます。
私が便利だなぁと思うのはこれです。

フィルムを最後まで巻き戻さないのでフィルムピッカー要らずです。自家現像するのに便利な設定ですが未撮影フィルムと混ざらないように保管しないと大変な事になります。

■軍艦部

デジタル一眼レフとほぼ同じです。モードダイアルはSONYのデジカメ、αシリーズにそのまま引き継がれています。
また、フラッシュ内蔵型なので室内撮影にも安心して使えます。

■中古品を買う際は

一番多いのが裏蓋ラバーの劣化(加水分解)です。
ニコンやキャノンのカメラでも劣化しているものがありますが、圧倒的にミノルタが多い気がします。
そのままだとホコリがくっつき、顔を近づけるところなのでかなり気になります。

ベタつきはエタノールでゴシゴシ拭けば取れますが、ラバーを剥がしてしまうのでテカテカになってしまいます。


■まとめ

金属ボディのフルマニュアルカメラとは違いプラスチックボディですが、チープな感じはありません。

各ボタンやダイヤルはデジカメを使われているなら操作に悩むことはないと思います。

ただ、フィルムでの撮影を楽しむにことについては向き不向きがあるので、目的に合った使い方が良いかと思います。
例えばポジフィルムで撮影したい場合、古い機械式のカメラと比較すると露出計も信頼できるので失敗する確率が減ります。
逆にピント位置を意図的にずらしたり、絞りを直感的に変えて撮影するには不向きかと思います。
AF、自動露出を使うことを前提にしているカメラなので、レンズには絞りリングがついてない、ピントリングが回しづらいものが多いです。


■α-7で撮影

上3枚はポジフィルムで撮影しています。

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