高校生に話したこと
この6月から無職となり、丸5カ月。
ピンチヒッターで学校に入り、
「いじめ」についてお話をすることに。
今回は高校生と先生方に話させていただきました。
基本はゲシュタルトの祈りです。
最後の一節については、あえて、
「しょうがないこと」とはしていません。
二人が出会っていることを前提としたとき、
お互いがお互いを認め、
自分のことは自分で決め、
二人の間のことは二人で決めていく、
そんな二人であっても、
別れることがあるかもしれない。
二人が未熟で、
まだまだ成長すべき点が多ければ多いほど、
二人の間にはトラブルがありはずです。
それは、年齢、知識、経験とは無関係。
どんなに経験や知識があろうと、
二人の関係は、二人が出会ったときに始まるから。
それは、過去には同じものはなかった関係だから。
昨日の自分はすでにいないし、
明日の自分はまだ来ていない。
あるのは目の前の二人だけ。
二人で関係を築いている。
どんなに互いを認め受け入れても、
二人が歩む方向に違いが生じたら、
別れることも、ある。
だからあえて、If not, it can’t be helped.
しょうがないことにせず、
二人で築き上げたことを、
それぞれの人生に生かすことができるから、
それもまた素晴らしい事なのです。
この関係が、
生涯における人間関係すべての基本だと、
わたしは考えています。
いじめも
同僚とのトラブルも
家族間のトラブルでも
二人ではなく、グループの間でのことであっても、
みんなこの、人間関係の基本にのっとっていけば、
解決の道があると考えているのです。
だから、この話を、
高校生にさせていただいてのです。
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