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スマホ・ロック・ボックス

本日11月13日配信の通信《ばっぷくどん25号》を転載しました。

今回は、子どものスマホ依存対策です。


やり方は単純明快、
時間帯を決めて、家族全員のスマホを箱の中に入れる』、
ただそれだけ。

以前から、
子どものスマホ・ゲーム依存傾向への対応について
お話してきました。

結論として、
子どもだけを規制するのは難しい、
つまり、
おとなも一緒に規制しないと効果がありません、
とお伝えして来ました。

今回、
「スマ・ロック…」という取組みを知って、
これだ!と思い、
お伝えする次第です。

先日、
PTA主催での中学生への「いじめとわたし」という講話を
おこないました。

社会福祉士&公認心理師としての経歴から、
わたし自身が考えてきた
「人間関係を良くするために」
どのようなことに注意すると良いか
お話ししたのですが、
「子どもはおとなの真似をしながら、
自分にしっくり来るものを我が物にしながら育つ」
話をしました。

「スマ・ロック…」は、
子どもが真似をすることを踏まえた
取り組みと言えるでしょう。

子どもだけを規制するのが、
これまでのおとなの常識でした。

《クレヨンしんちゃん》のママのように
「あれはダメ、これもダメ、ダメだからダメ」
おとながそのように育ってきたから、
その時のおとなの言いなりになってきたから、
どうしてなのか考えて来なかった結果です。

欲張って
もう一つテーマをつくりました。

不登校から抜け出るヒントについて

わたしが常々考え、
不登校の子への直接支援で実践してきたことですが、
子どもと一緒に遊ぶことを、
改めてお勧めします。


学校で、みんなと一緒に勉強することが困難な子どもが29万人。

全国にはおよそ中学校が1万校、
小学校が2万校あわせて3万校あります。

するとなんと!
一つの学校に10人いる計算になります。

学校不適応の原因として、
発達障がい(診断名)や
HSP…とても繊細で、環境の影響を受けやすいという個性であって、
診断名ではありません)などのように、

お母さん方が得心する理由のある不適応が増えています。

病気なら原因が分かったら治るのに、
学校不適応の場合、
診断がついても状況が変らないことも多いのが現実です。


さて、
その不登校状態から抜け出すのに役立った
という手ごたえがあったこととは何か。

それは、
おとなが本気になって子どもと一緒に遊ぶことでした。

一緒に過ごすと子どもは、
しっかり自分の居場所を確認して、
そこから出発できるようです。

一緒の時間を過ごせるならテレビゲームでも、
散歩でもなんでも構わないのです。
 
あなたも一緒に楽しめれば

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