秘密の窓

ニート終了まで、あと1日。

私思い出した!!
パイレーツオブカリビアンを見ると、ジョニー・デップにハマる事を・・・
あれが、トリガーだったのだ。

あれから必死にジョニー・デップの作品を見てしまっている。
大学時代に見た、パイレーツオブカリビアンの時もそうだった!!
しばらく、”おわかり?”と言っていた黒歴史を・・・泣

今日は、シークレット ウインドウ


ジョニー・デップ の代名詞となるファッションの始まりの姿がここで見られるのも、また一興。

あらすじ―――――――――――

冒頭~妻の浮気現場に突入するモート・レイニー(ジョニー・デップ)の回想から始まる。

モートは作家で、煮詰まった様子だった。妻とは別居している。

ある日男が訪ねてくる。
開口一番”俺はあんたを知っている。俺の作品を盗んだ!”と言われ、俺の作品を読め!と書いた小説を持ってきた。
モートは当然、身に覚えもない。気味悪さを覚えながらその男が置いていった小説を捨てた。

家政婦の女性はモートが書いたものと思い、捨てずに取っておいたのだ。
中身が気になったモートは男が置いていった小説を読む。
男の名は ”ジョン・シューター”
読んでいくと、奇妙なことに瓜二つだった。

別居している妻が電話をかけてきた。
そこでモートは自分があの作品を書いていた時、誰かの影響を受けていたのかどうかを訊いてみた。確かに影響を受けた作家はいたけど・・・と妻は答えた。
過去モートは盗作したことがあったが、それは一度きりだと答える。消したい過去のようだ。

また男に出会う。そこで小説は読んだかを訊かれ、読んだと答えたモート。
その時、一台の車が通りかかる。その車に挨拶をする男。変だと感じながらも続けて話を聞く。
男は ”あの小説を書いたのは、1997年だ。どうやって盗んだ?”と言う。
モートは ”書いたのは1994年の暮れ。掲載されたのは1995年の6月”だと答える。
男は ”嘘だ!証明してみろ!” と
モートは ”エラリー・クイーン ミステリー・マガジン 6月号に掲載している” と強い口調で答えた。
男は食い下がらない。”妻に雑誌を送らせろ。本当にあるなら…”と3日間の猶予を与えられた。

そして眠っていたある日、ふと時間を見ると外は真っ暗だ。
外を見るとなにやら張り紙があるのが見えた。
恐る恐る近づいてみると、張り紙には ”3日間だ。冗談ではない。警察は呼ぶな!と書いてある。
その横に何やら怪しい物体が…そこには愛犬のチコが殺されていた。

警察に行っても、ペットが殺されたぐらいでは相手にしてもらえない。
それでも食い下がるモートに仕方なく事情聴取する保安官。
モートは高齢の保安官だけでは心配だと思い、友人であり探偵業のケンに用心棒を依頼する。
そして雑誌を見せれば万事解決と思い、妻の家に雑誌を取りに行くことにした。

その夜、ケンと一緒に家の中をみてもらい、何も異変はなかったが、ケンは近くのモーテルに泊まるから。と言う。
ケンが帰ったタイミングで、家の中から物音が。どうやら2階のようだ。近くにあった暖炉の火かき棒を持ち、恐る恐る近づく。そこには人影が鏡に映っていた。恐怖を感じ襲い掛かるが、そこには誰もおらず、一匹のネズミがいただけだった。モートはネズミを外に出してやろうとしたところ、現れたのはあの男だった。
男は ”雑誌を取りに妻のところに行ったんだろ?”
雑誌はあると言うのだが、男は”雑誌は見つけられない”と言い
続けて、小説の結末を書き換えろと要求してきた。


”おれはやれる トッドは言い――――湯気の立ってるコーンを一本取った そのうち彼女の死は俺さえも謎になるだろう”

この結末以外在り得ない。
この結末で出版し直せ 俺の名前で と。
モートは近くにあったショベルで襲い掛かろうとしたが、逆に襲われてしまうのだった。

電話が掛かってきた。妻からだった。
家が放火された と――――――
家の名義はモート。現場を捜査していた刑事にモートは "1人心当たりがある” と言うのだった――――

保険会社との打ち合わせの後、モートはテッドが怪しいと思い過去にした盗作の事をテッドに話したか訊いたが、妻は否定する。そこへテッドが現れ、モートと2人で話したいとテッドが言う。モートは離婚届のサインを迫られる。モートはテッドが怪しいと思い、出身地を訊く。テッドはテネシー州だと答えるも、続けてシューターズ・ベイという町の出身だと答えた。

家に帰ると、ちょうど電話が鳴る。ケンからだった――――――
ケンは放火の事を知っており雑誌を失くしただろうから、出版社に問い合わせて、雑誌をモートの元に送る。そしてあの日、車で通りかかったトムという男に、シューターを見たかと訊いたが、モート一人だった。その後口を濁らせて、あそこは通っていない。と言ったと・・・続けて、トムはシューターに口封じされているのでは?シューターは誰かに雇われた可能性もあると・・・
そこでモートは”テッド”だと確信した。
男に襲われた時にできたあざもある。雑誌も手に入る。物的証拠はある。
明日9時に町の喫茶店で、トムと会おうと言うのだった――――

寝坊してしまったモート。行こうとすると、車のキーがない。外を見てみると車はあるが、ドアが開いていた。ふと見るとそこにはあの男が被っていた帽子が落ちていた。警戒しながら車に近づくと、キーが刺さったままで、普段吸わないタバコが灰皿に入っていた。
帽子を手に急いで喫茶店に行き、店員に自分を待っていた男がいなかったか訊いたが、いないと答えた。不安になりながらも、家路につく。
その帰りにテッドを見かけた。離婚届のサインをもらいに、モートのところへ行く途中だったと書類を見せつける。モートはテッドに怒り、全てお見通しだ。仲間にもそう伝えておけと。

帰ると、電話がかかってきた―――――
電話の相手はあの男だ
男は、
この間会った、小道の先に行け その後のことはお前の責任でやれ――

モートは急いで行くと、一台の車があった。
そこには、トムとケンが殺されていたのだ。モートはその惨状に耐えられなくなり、気絶する。
目が覚めると、男がそこに立っていた。
モートは警察に言うと言ったが、容疑がかかるのはお前だ。お前は殺人罪で収監されると脅される。モートは 雑誌はある。3時には手に入ると言うも男は 雑誌はない。俺が書いたんだから。と・・・
モートは ”俺を殺したいなら殺せ” と言う。しかし男は嫌だね。と否定し雑誌を見せろと執拗に迫る。そして2時間待ってやるから、その間に死体を片付けろと言うのだった―――――

モートは二人の遺体を乗せた車を崖から落とし、証拠隠滅を図ったのだった

妻から電話が掛かって来た。
妻が 結婚生活は淋しかった。それで浮気したと泣きながら電話を掛けてきたのだったが、目的は離婚届にサインをしてもらうこと。
しかしモートに電話を切られ、サインをもらうべく妻はモートの家まで車を走らせるのだった。

モートは宅配便を取りに行き、保安官に呼び止められるも後で電話をすると伝え、急いで家に帰る。雑誌を確認すると件の小説は、切り取られていた。
何故?という疑問が浮かびモートは自問自答する。
目に入った、男の帽子を手に取り被る。そこでモートは自分の別人格に語り掛けられる―――――

また誰かを傷つける前に、逮捕してくれと言った方が良いと言われる。
しかし殺していないと必死にモートは言う。

別人格は語り掛ける。
妻の彼氏を殺したがってたいたこと――――――
モートは銃は空だったと・・・。またも必死に否定する。
しかし別人格はそれを否定する。

そこで別人格から教えられる―――――
シューターという人物は、存在しない。お前が作りだした と―――――

モートは混乱する。次第にシューターという人物は自分が作り出したと認識した。
そこへシューターが現れる。シューターからお前が作り上げた存在だとはっきり言われ、色々指図を受けたと。放火をしたのも、トムとケンを殺したのも、全部お前の指図を受けてやったと。自分ができないことを全部俺がやってきた―――――
シューターの存在を作り出したのは、小説の結末を書き換える為だと言われ、シューターの帽子を渡されるモート。

サインをもらいに来た妻がやって来た。
モートではなく、シューターは妻を殺そうとするも抵抗され、なかなかうまくいかない。
そこへ不安になって後を追ってきた彼氏のテッドが現れる。
力を振り絞って、テッドの名を呼ぶ妻。
その声を辿ってやってきたテッドはあっさりシューターに殺される。
そして、妻も―――――――

後日、モートの元を訪れた保安官は異様な光景を目にする。大量のトウモロコシが茹でられていた。
殺人容疑がかかっていること、そして必ず逮捕してやると言う保安官を余所に、モートはどこ吹く風。
そして、
”結末が小説を決める この小説は完ぺきだ”とそう言うのだった。

秘密の窓からはトウモロコシ畑が見え、そこには――――――

  END

この作品は、2004年の作品でジョニー・デップの3役が見られる。

モートの時は
炭酸とお菓子を好み、ファッションを気にせず、着られればいいというような感じで、いつも羽織るガウンは穴が開いている。髪も寝ぐせがついていようが気にしないし、ニット帽を被り、寝ぐせをごまかすといった具合に。

シューターの時は
帽子を被り、冷酷な無慈悲な目つきと冷たい感じの雰囲気を纏い、殺人を躊躇わない。
そしてモートからシューターに変わった時の目つきの変化で、人格が変わった事がすぐ分かる。

最後に出てくる人格
気さくで見た目に気を遣う人格。

考察サイト様で知ったんだけど、結末を書き換えたことにより、モート、シューターは人格が消え、最後の人格になった時。
あの小説の結末通り、
”彼女の死は俺さえも謎になるだろう”
が本当に実現するという事。

これはジョニー・デップの演技力の高さが存分に味わえる作品。
特に、シューターになった時は、本当に人格が変わったと思わざるを得ないぐらい雰囲気がガラッと変わり、纏う雰囲気までも変えたところが素晴らしい。見ていると、ゾッとする。

シューターの帽子を被り、鏡を見るシーンはジョニー・デップの代名詞と呼べるファッションがそこにあった。やっぱり彼のあのファッションスタイルはカッコいい!!
おしゃれしている感がないのに、おしゃれ!!
やっぱり日本人では出せない、元からあるスタイルや雰囲気なんだろうか!?
ボサボサ頭でもカッコいいし、ボロボロガウンでもカッコいいし、眼鏡が最高にツボ!!

やっぱり、ジョニー・デップは最高のクールだね!!!


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