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解像度の解像度を上げたい(中編)

「解像度の解像度を上げたい」前編の続き!

前編にも書きましたが、この本の素晴らしいところは、「具体的な行動を促していること」と「行動を起こしやすいような"型"がちゃんと説明されている」ところ。これなら誰でもスタートが切れる!

前編にも書いた通り、出来心で手に取った本ですが、私も行動を起こしたい!と思わせる素晴らしい著書でした☺️著作物なのであんまり具体的には書きませんが、読書感想文レベルで思ったことをいくつか📖📝


1.課題以上の価値は生まれない

4章〜5章は解像度の具体的な実践編なんだけど、特に4章「深さ」の中の「課題以上の価値は生まれない」は本当にその通りと感じた!💡

当たり前のようで、仕事してて時間がない中だと見逃されている事が多い。割と誰にもわかりやすい打ち手が選ばれがちだけど、我慢のしどころ、情報収集しがいのあるところだし、なにより、課題の設定の仕方が、すなわち自分の仕事の質を決めると言っても過言でないかもしれない。

また…個人的には、適切な課題が設定できると、自分に自信も出るし、他の人のネガティブな意見なんて関係なくなる…というのも副次的な効果としてあるな、と、読んでいて感じた!「この課題をいろんな人の力や情報を使って解決してみるのだ!🔥と思えると、周りの人の会社批判や、メンバー・上司批判なんてどうでもよくなる。自分がどうありたいか、そこに集中できるのも良い課題設定あってこそ!…と切に感じる。

スモールサクセスというけれど、大きな課題であっても、小さな課題に分けてちょっとずつ積み重ねて解決していくと結果「小さな課題が、大幅に解決」できる、かつ、わくわくする「次」が生まれてくるね☺️

2.サーベイにかけるアクションが肝!

仕事していると特に「まずは自分で考えてみて、間違って良いから」と言われがちだけど、何年か仕事していて思うのは、あの時「わからなければ外に出てインプットを増やしてみて」というアドバイスだったら、全然行動変わってたなーと、ふと思う!💦

みんなから聞いて当たり前の情報を提供しても意味がない、だから「何が特別なのか?」「どこが、人が気づかなかったポイントなのか?」を説明するに尽きる。私もまだ上手くできないけど、でも、一つの事象に関して、類似案件をいくつか集めて自分の根拠を固めるというのはやっていて、それだけでも結構、いろんな議論が生まれて盛り上がる。

だから、「情報量で多くの説明ができる」かつ「素人の発想が合っていることは多くない」は本当にその通りで、私ももっと徹底してあらゆる情報源に接したいと感じた。本、ネット、ウェビナー、講演会、ダイレクトなインタビュー、スモールコミュニティ…今、情報を得たいと思ったら、山ほど手段はある!足で稼ぐことを、待ってはいけない☺️

3.実体験で得られる気づきは多い

「広さ」あと個人的には「構造」にも関わる話で。

使ってみたら噂に反して意外としょぼかったり、逆に意外とよかったり、体験には噂で聞いただけだとわからない改善やイノベーションのヒントがたくさん☺️特に必要だなと思うのが「しょぼい」と思ったものに対して、「どのあたりが自分はしょぼいとおもったのか」を言語化できれば「じゃ、こうすれば良いかも?」が生まれてくる!

しかも、ちゃんと自分が体験したことは、手触り感をもって人に話せるから、「問い」を通じて人と共有して広げられることは多いかも。

体験は広さと構造化、どちらも説得力を持ってつくれるもの。

4.まとめ


・我慢して課題の質を高めることが、仕事に質を決める
・情報がいろんな手段で入手できる時代、サーベイにかける自分自身のアクションによって独自の価値を作ることができる
・実体験は広さと構造、また、人との対話を通じた問いをより高めることができる

4章〜5章は読んでて、「早く行動したい!」と、ワクワクするパートでした😍あらゆる人におすすめしたい!!

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