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BZM 解説

今回、生まれて初めて音楽をつくりました。なかなか踏み出せずにいた一歩を、友人である彩脳ロメオ様の協力のもとやっと地面に叩きつけることができました。才能なんてそもそもないし他人の才能を借りてきている状況ではあるのですが、それでもなにか一つ形になるものを手にできたのがうれしいです。

この曲はバンザイマンの自己紹介のような側面をもちつつ、私から見た世界の他己紹介でもあります。タイトルは「びぃーずぃーえむ」って読んでね。細かい歌詞の解説は野暮だからしません。そんな簡単にわかられてたまるかという中学生の精神を大切に生きています。BZMは歌というよりお喋りのような作品にしたかったのですが、なんかちょっと音痴に聞こえるかも?それも含めてかわいいってことにしといてね。今回は。そう!今回は!!つまり!!バンザイマンは次回作への意欲が満々なのです!!こんなところで終わらないのです!!これからもアーーーーーーーッティスチックなバンザイマンをよろしく!!!!

って待ってよ。バンザイマンってお芝居の人じゃないの?バンザイマンこのままどこに向かうつもりなの?そもそもバンザイマンって何なの???

では一つずつ解説していきます。
まず、バンザイマンはお芝居の人です。プロとかアマとか関係なく、お芝居ができなくなったら死にます。

次に、音楽に手を出したのはコロナ禍が影響しています。感染拡大の影響で、大学の演劇サークルの卒業公演が中止になりました。さらに5月、自劇団の演劇ワークショップが中止。8月に予定していた、客演の公演が中止。1月に本公演を予定していてその稽古があるのでかろうじて生きてますが、本来死んでいるレベルです。SNSを通じて発信するにしても、「お芝居作ったので観てください!!!(二時間)」と言っても多くの人に観劇していただくのは難しい(空間の共有あってこそ観劇の集中力が保たれるので)。あとZOOM劇はZOOM劇であって芝居じゃない(※ZOOM劇を否定しているわけではありません。別ジャンルとして興味深いと思っています)。そんな中、みなさんもご存じの大バズりを目の当たりにします。星野源の「うちで踊ろう」。短く明快にまとめられた歌詞は多くの人間を巻き込みさらには豆腐のふたが開けられない星野源などのクソコラも量産されました。素直に思いました。音楽、ずるい。いやこれは音楽がというより星野源のやり方がインターネットにマッチした結果なのかもしれませんが、するりと人の心に侵入しやすい性質を音楽は持っていると感じました。街角で、コンビニで、コインランドリーで、どこからともなく侵入し、どこか記憶に残る。私は芝居を音楽というパッケージの中に封入できないかと考えました。二時間を二分二十三秒に。私に星野源のような拡散力はもちろんないですよ。でも表現するのは自由です。だからつまり、曲を作ったとてバンザイマンはお芝居の人であるということです。わかれよ。


最後に、バンザイマンはバンザイマンです。バンザイマン以外にもずーとかかずのちゃん(本名)とかいろいろ呼び名はあるんですけど、あたしの名前はどれでもよくて、あたしが私であったりわたしになったりすることと相違なく全部バンザイマンなのです。

最後まで読んで下さりありがとうございました。ペットボトルははやめに捨てます。

https://youtu.be/ZfhEMxSsBBg

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