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綾野剛の映画を見るために三泊四日の東京旅行をした、ただの地方勢による沼日記③

中編同様に5000字越えです。 自分でも長~~~~い!と思いながら書いたので時間がある時に見てね 第三章〜人生初の二本立て映画〜 来たる4月19日。 キネカ大森にて二本立て「花腐し」「そこのみにて光輝く」の2本が上映される運びとなった。 12時から花腐しが上映され、10分間の休憩を挟んですぐにそこのみにて光輝くが上映される。 花腐しだけ一度別の映画館で見たことはあったものの、もう一度映画館で観たいと思っていた作品なだけあって、ずっと心がぴょんこら跳ねていた。 栩⾕に

    • 綾野剛の映画を見るために三泊四日の東京旅行をした、ただの地方勢による沼日記②

      4000字越えなので時間がある時に読んでね 第二章〜いざ映画館へ・初日〜 大森駅から電車で約40分、新宿駅だ。 私は初めて降り立った(多分)駅に、若干の好奇心を隠しきれなかった。かの有名な歌舞伎町がある場所だからである。 目的地の109シネマズプレミアムが入っているビル、東急歌舞伎町タワーはゴジラのオブジェが屋上にあるビルのすぐ横にあった。 たくさんのビル群を前に、恥ずかしながら場違いさを感じる。映画館が入るビルの広場らしき場所は、治安があまりよくはなさそうだった。

      • 綾野剛の映画を見るために三泊四日の東京旅行をした、ただの地方勢による沼日記①

        序章〜再上映のお知らせって嬉しいよね〜 ことの始まりは一つの投稿からだった。 東京で映画「怒り」の再上映が決まったと、とあるXの投稿を見た。3月のことだった。4月5日から18日の約二週間限定の上映だった。 この記事で主に書き綴ってあるが、私は映画「怒り」が非常に好きだった。何度泣いたか分からないくらいには好きだった。 思い入れのある作品なのである。 なんとしてでも見たい、這いずってでも行きたい。 そんな思いを内に秘めつつ、映画一本の為だけに地方から東京は遠いと思ってい

        • 一縷の光のような怒り・綾野剛 後編

          ※この記事は感想がメインなため、全体的にネタバレを含んでいます。 前編↓ 「怒り」の綾野剛の美しさと魅力 前編の感想にも綴ったが、映画「怒り」に映る綾野剛の美しさは格別だと思う。 怪しげなネオンの光に照らされる直人の肌、雨の中そっと優馬と寄り添う直人、長く愛用している草臥れたシャツから覗く鎖骨。 どれをとっても大西直人という人物を構成する上で欠かせない魅力だが、なぜ魅力的に見えるか。 演者が綾野剛だから。 まあそれを言ってしまえば元も子もないので、今回は言葉にしてしま

        綾野剛の映画を見るために三泊四日の東京旅行をした、ただの地方勢による沼日記③

        • 綾野剛の映画を見るために三泊四日の東京旅行をした、ただの地方勢による沼日記②

        • 綾野剛の映画を見るために三泊四日の東京旅行をした、ただの地方勢による沼日記①

        • 一縷の光のような怒り・綾野剛 後編

          一縷の光のような怒り・綾野剛 前編

          ※この記事は感想がメインなため、全体的にネタバレを含んでいます。 はじめに 忘れもしない1月中旬。 家に帰るなり「綾野剛がやばかった…」としか言えない人間になってしまった。 映画「カラオケ行こ!」を観たのだ。 そのまま有り余る熱を発散するかの如く映画「怒り」を観た。号泣した。一層持て余した感情をぶつけるように、感想をスマホのメモに書き殴った。また号泣した。 そこから早二ヶ月と少し。 Xを流し見ていたら、とあるツイートが目に止まった。どうやら2016年に公開された映画「怒

          一縷の光のような怒り・綾野剛 前編