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2006年築のタワマンが解体。


解体理由

解体東洋ゴム工業(現TOYO TIRE)が性能偽装した免震ゴムを使用したことが2015年に発覚。

交換などの作業が手つかずのまま、今年7月に住民に解体の方針が通知されたようです。

所有者変更

実質的に所有していた投資法人と同社(東洋ゴム工業)が売買契約を締結し、所有権を譲渡。

取得にかかった費用37億4千万。

凄い金額です。

アパート建築偽装

今年はアパート建築偽装で、共有階段から転落されてお亡くなりになったという悲惨な事件がありました。

今回のような部品の欠品、偽装はチェックすることが難しいです。

古くなったので建替え

古くなったから管理組合で話合い、解体や建替えは聞いたことがあります。

私の親戚で約45年前に新築で購入した、古いRCマンションに住んでいる叔母がいます。

ライオン〇マンションのタイル系以前の古いシリーズ(外観が単なるコンクリート)のマンションです。

比較的大きな駅で、駅から近く、電車のアクセスもとても便利な場所です。

古くなったので建て替えることになったようです。しかもタワマンに・・・。

地権者はいくらかプラスで支払うと(通常購入金額よりは断然安い)、タワマン住むことができる。

或いはその安くタワマンを購入できる権利を売ることができるようです。

ただ今回のような解体はワケが違いますね。

解体前の対応

普通のマンションとは異なり、タワマンとなるの戸数が多いです。

今回のマンションは合計215戸のようです、住民への通知を始め、解体までの対応がとても大変です。

ただ全室賃貸だということがまだ救われたかもしれません。

建物構造内の偽装は中々気をつけようがないのですが、しっかり対応いただける業者さんにお願いしたいものですし、見えない場所だからこそ第三者のチェック機能も必要そうですね。

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