一生で数千万円の違いが出るかも。5分で一気に理解できる会計基礎知識(2020年最新)
みなさんこんにちは。jukikorika です。このブログは「MUPカレッジオンラインスクール」で学んだ内容をランダムにアウトプットしています。
今回は知っていると知らないとでは人生で数千万円の違いが出る会計の基本に関するセッションです。
これを知っていればお金をの多く残すことができる絶対知っておくべき税金に関する知識です。
まず2つの質問です。
収入と(可処分)所得の違いはなんでしょうか?
貯金をふやすための方法って収入を増やす!支出を減らす!
それ以外に方法ってあるでしょうか?
細かいことはいったん端折って、以下の式が重要です。
収入 ー(経費)控除 = 所得
所得(収入ー控除)×税率 = 税金
収入 ー 税金 = 可処分所得
そしてサラリーマンの方に馴染み深い言葉だとこんな感じです。
収入 = 額面
可処分所得 = 手取り
会計って(意図的なのか)とにかく言葉が難しくとっつきにくいですが、実際はかなりシンプルなのでしっかり掘り下げていきましょう。
我々がお金を稼いでも丸まる自分のものにはなりません。必ず引かれるものがあります。
税と社会保険です。
どちらも健康で豊かな社会を実現するためには必要なものであるのは間違いないですが、その仕組みを理解することで取られすぎることを防ぐことができます。すなわち手元に多くお金が残せます。
たとえば年収が高い人は税金がめちゃくちゃ取られるって話がありますが、本当でしょうか?
(年収1000万円ー控除)×税率=税金
我が国では累進課税といって所得の高い人から税金を多くとる(=税率が高くなる)制度が導入されているので、年収高い=税金高いといったイメージが浸透していますが、「収入≠所得」なのです。
収入から控除を差し引いたものが所得となり、この所得が税額算出の根拠となります。ということはもしもこの控除額が高ければ税額は低くなります。
したがって「年収1000万円=税金たくさん払う」とは一概には言い切れないのです。
ではこの控除とは一体何でしょうか?
控除とは個人個人の生活環境の違いを公平に反映させるため税額を確定する前に収入から計算上引くもの
です。同じ収入の人でも一人暮らしの人と家族を持っている人では生活での負担が違うし、体が弱く病院にかかっている人と健康な人でも負担は違う。また寄付行為を行っている人は社会貢献してる分、税負担を軽くしてもよい。など、税金をかける前に個々人の事情を加味して極力公平にして行為です。
つぎに税率ですが、以下で覚えてしまいましょう。
15%~55% = 所得税+住民税
では、一般的なサラリーマンの税額の計算方法を整理します。皆さんも自身の税額を計算してみましょう。
給与収入 ー 給与所得控除等 = 所得
※給与所得控除は金額に応じて一律に控除額が決まっています。
所得 - 所得控除 = 課税所得
※所得控除は家族・医療・寄付など個々人の環境・事情によって控除額が異なります。
課税所得 × 所得税率 ー 控除額 = 所得税額
※税率および控除額は課税所得額によって異なります
あわせて社会保障についてもここで整理します。
課税所得 × 14.40% = 社会保険
こうして所得税と社会保険の二つが給料から引かれるのです。
以上をまとめると下のようなイメージになります。
このように収入から引かれる税金や社会保険の額は控除がどれくらいあるかでかなり変わってくることがわかります。
「控除」に関してもう少し深くみていきましょう。
まずは収入という蛇口からお金が流れてきます。
一つ目のシンクは課税所得で税や社会保険料があふれ出ていきます。
そしてそれらを差し引いた2つ目のシンクが可処分所得となり、各種支払いなどがある
前提であふれ出る部分が生活費となります。だいたい毎月のお金の流れってこんな感じです。
では、この中で自分がコントロールできる場所ってどこでしょうか?
残念ながら生活出費を抑えること以外はコントロールできないのです。
だからみんな節約のことばかりを考えるのです。節約は悪いことではないのですが、
他に方法ってないのでしょうか?
考えらえれることとしては「副業」や「残業」をたくさん頑張って収入を増やすということも
ありそうです。しかしそうすると税金もその分かかってしまうため可処分所得の変化はあまり起きないのです。
ではここからがみなさんの税金を低くおさえ、お金を残すためのテクニックの話に入ります。
もう一回復習です。課税所得を算出するためには給与収入から控除額を引きます。
控除額を大きくすることができれば税金や社保は減るので、可処分所得は高くなります。
ではもしも生活費を控除に算入することが出来たら、、、、
これを「課税所得出費」といいます。
分かりやすい例として、1つ質問です。100円のコーヒーっていくらで買ってますか?
税金を考えると100円のコーヒーを買うには125円の収入が必要になるのです。そしてコーヒーを買ったら手残りは0円です。。。
しかし課税所得出費というテクニックを使い、コーヒーを控除できる経費にできたたら125円の収入がある人はコーヒーも買えて、しかも20円も手元にお金が残ります。
今は分かりやすいように100円のコーヒーでしたが、もしも車とか高級腕時計とか高額の商品だとしたら、、このテクニックを使うかどうかでとてつもない所得の差が生まれます。
さらにある程度の収入がある場合、仮に自分の所得を奥さんと2人で分けることができればと以下のように税額に大きな変化を生むことができます。これを「所得分散」といいます。
このように課税所得額と税率をしっかりと理解して所得を分散できれば自分の手元に大きくお金を残すことができます。
では、こういったテクニックはどうやった使えるのでしょうか?サラリーマンだと何もできないのでしょうか?
サラリーマンであっても
副業として個人事業主になる、あるいは会社を建てる、そして青色申告する
ことでこのテクニックを使うことができます。
「損益通算」といってサラリーマンの給与所得とは別の副業としての事業所得に対しての費用が事業所得を上回った場合(=事業赤字になった場合)はその超過分は給与所得から控除できます。
さらに事業用の費用が嵩んで給与所得をも上回ってしまったら、税金はかからないことになります。
そしてこの事業赤字は個人事業主であれば3年間、法人であれば9年間繰り越しして控除することができるのです。
このように税の優遇を得てお金を残すには、税の知識をしっかりと持つことが重要です。
そしてとにかく、アクションすることです。
副業をはじめる。
法人を建てる。
夫婦で所得を分配する。
各種生活費用を事業用費用として控除対象にする。
青色申告する。
以上です。
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