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えねーちけーアーカイブス #108 海底二、三マイル

 ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第108回は「海底二、三マイル」。

 当然「海底二万哩」のパロディなのであるが、「2,3㍄」と書かれてしまうと「料理番組かな?」と思ってしまうのは昭和のテレビっ子(死語)の悲しいさがなのです。こらえてつかぁさい兄者。なぁに、いずれ復讐の時は来る。ナンダカワカンナイ。

 という無茶苦茶をやったにも関わらず、ほどよい感じに着地をしているなぁ、と読み返してみて思った次第です。全体的になんだかわからない。でも、基本的なフォーマット:大好きな好きピのためにはじめて料理に挑戦したけど大失敗! に無茶苦茶を散りばめているだけなので、そこまで読みにくいわけではない。
 うーん、いまだったら採用する語彙のチョイスを変えるかもしれない。

 あと、忸怩じくじという単語が好きなので使ってみたかっただけ、っていう。

 前回(#107)、「小説だからしょうがないよね」という部分から目を背けない作品という話をちょっとしたのだけれども、「長いところを我慢して読まなくていい」「無理に深いことを云わなくていい」もっといや「感動させようとしなくていい」という点においてはこっちの方面が正しいような気はしている。
 そこに需要があるかどうかは、また別のお話。

みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。