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#2 次は何かというと「仕事依頼記事を書け」とある。

 書きました。

 こんな事をしています - ビジュアル

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  学校演劇のポスターですとか、


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 本の装丁ですとか(画像のリンク先はamazonです)

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 落語会や寄席のチラシなどを手掛けています。

 詳細は自分のサイトにポートフォリオも用意してるんですが、最近のだとこんな感じです。チラシにしても本の装丁にしてもおおむねの趣向がお分かりいただけるかと思います。

こんなことをしています―作文

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 上記の「高校演劇のつくりかた」をはじめとして、戯曲集の解説とか、前回も紹介した「青春サプリ。なりたい自分になれる」

 でも、ノンフィクションベースの演劇部ストーリーを書きました。ネット上で文章を書くことだけであれば2000年あたりからずーーーーっとやっております。無駄に年は経ております。検索森田すればぞろぞろ出てくることでしょう。

さぁ、金の話をしよう。

  と、意気込んではみたもののお金がらみの話は書くのが大変なのであった。自分の仕事に値段をつける、というのにとても苦労する。

 どんな仕事でも先に金額を云ってくれる人いい人ある。多少安かろうがとっとと入金してくれる人いい人ある。
 さんざん渋った挙げ句に渡す直前に値切ってくる人とはもう仕事しないよろし。と、おそらく『東京夢華録』あたりに書いてある。この前買ったけどまだちゃんと読んでない。で、おそらくそんなことは書いていない。読んでいないからなんとも言えないけど。シュレディンガーの東京夢華録(天丼)。

 閑話休題。

 ものの対価。毎回苦労します。

 昔(といっても10年くらい前か)は律儀に、実際かかった時間数に1,200円を掛けて見積もりを出したりしていました。で、20万くらいの仕事を途中で15万に値切られて、現金で払う直前になってさらに5万円値切られたりしてた。ウェブサイトを作る仕事でしたが、ここまできて「やっぱり開設しねえ」とか云われるのも癪なのでなんとなく向こうの要求を呑んじゃうわけです。特に相手の顔が広そうだと「次に繋がるかもしれない」とか思ってしまう――今考えれば、そういうケチはどこに行ってもケチなので相手にされていない、と判るんですが。

 で、一方でこんな話があります。

・会場に30人くらいはいる居酒屋さんのお座敷で落語会。木戸銭を2,000円いただきますよ、という落語会があったとする。30人満席で60,000円の実入りがあり、ここから会場のお店が半分持っていき、芸人さんサイドに30,000円残ったとき、チラシ屋はいくら貰ったらいいか。永遠の問題です。そもそも30人満席になればいいですが、10人だったらどうするか。10人であろうが、たいてい会場のお店は容赦なく半分持っていきますが(※個人差があります)じゃあ、その状況下でチラシ屋はいくら取れるのか。取っていいのか。

・学校からの少ない部費で賄われている演劇部から、チラシ制作費をいくら取ったらいいのか。

 上記の状況で、たとえば10,000円いただくんですが、それじゃあおまいさん、おまんまァ食っていけねえだろう、という問題は当然あります。そもそもそんな仕事、受けるんじゃない、と。
 「労働に見合った対価」というのは立派な正論ではありますが、一方では現実問題として、正しさに拘ると仕事が無くなってしまう。

 顧客側にだって「まともに金が払えないならフライヤーなんか頼むなよ」というツッコミも当然生じるのではあります。んが、
 あんまり客のいない、体力のないところにこそ宣伝広告が必要です。
 ちゃんとした広告を作って「あ、ここの公演はバックのスタッフがちゃんとしてるんだ」と思われたほうが、プロダクトへの信頼性が高まります。

 また都知事選がありますわね、いろいろな候補が出ると思うんですが、ポスター見てくださいよ。なんでこの写真使ったん? とか、このレイアウトで周りのスタッフは誰もツッコまなかったん? とか透けて見えるわけです。ひでえなあ、と思いながら経歴を見ると現役の大学の教授だったりして、ああ、人望がないんだなぁ、と思ってしまう。

 話が横道にそれてしまいましたが、と、こういうギリギリのところで仕事をしております。
 なんだったら金を持ってそうなところからはガッツリ取りたいのです。自治体の後援がある落語会のチラシはちゃんと出してくれるんじゃ。

 この辺の話は掘れば掘るほどしょっぱい話しか出てこないのです。海岸線の井戸みたいなもんです。
 ので、制作費については「応相談」とさせてください。なんであれ、こちらで納得すれば、たぶんやります。商業のみならず、同人誌の装丁もOKです。学生さん相手だったら2Lの日本酒のパック一本でやるかもしれません。あれ、美味いんですよ。生協の「晴れ舞台」とか。

 という書き方でなんらか仕事が来るのだろうか。
 当方納期の厳守には自信があります。そこはわりと売り文句になるのではないだろうか。

 と、いろいろな不安を胸にいだきつつ、本稿終わり。


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ながちろ
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