家から聞こえてくる音

日曜日は、いつもランニングしないと気持ちが悪いという習慣になってきた。昨日も走った。40分5kmほどしか走らないが、最後の方は慣れがくるのかそれほどつらくなく、走り出してから5分後くらいが自分にとっては1番きつい。その時点で残り35分もあるし、疲れ始めてきて、なんかすごい終わりが遠く感じるからだ。他の人はどうなんだろう。

最近は河川敷を走っているが、同じコースをぐるぐる回るよりもあと何周とか思わなくて遠い距離をまっすぐ走る方が気分的にきつくなく感じる。

自分は時々近所を散歩して気分転換するのも好きで、いろいろ家をみたり、車をみたりして、その家族がどんな家族構成か、どんな生活をしているのか想像して楽しんだりしている。特に家から聞こえてくる音は深い味わいがある。時間帯は早朝や夕方がいい。早朝では、NHKのラジオニュースやクラシックなどの音がもれてきたり、夕方では皿洗いの水の音、そしてなんといっても夕飯の美味しそうな匂いは音に混じっているようだ。

朝でも夕方でも、次の日が休みである土曜日のランニングをした後クールダウンで歩いている時の音達を聞く時が一番気持ちがいい。ハードなランニングが終わり気分がよく、そして土曜日は家の中にいる人達の笑い声もいつもより大きい気がする。
忙しい毎日にこういった束の間の運動と休息はかけがえのないものになりつつある。

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