代表就任一年を経たもののつぶやき

代表に就いてまもなく一年を迎えるが、就任当初とは感覚が少し違ってきている。就任当初は全部自分の力で何もかもやらないといけないというつもりはなかったがどこかでそのような気負いがあり、人の動きややり方をとにかく変えようとしていたところがあっように思う。

最近は当初より少し冷静に見られるようになってきて、いちいち人を腹立たせず、結果的に、最終的に物事をうまく運べられればいいというような考えを持てるようになってきている。人は変えられないと考え、受け流したり、強弱をつけることもできるようになってきたかもしれない。人は皆自分のやり方でやりたいというのがあるから、ある程度それぞれの自由にやらせて、最終的に責任をとるというような感覚になりつつある。けっこう大きく変わったと思うのは、もちろん決断を急ぐことも場合によっては必要であるが、決断を急がず、成り行きに任せるといったことをよくするようになったことである。

それでも、ある程度信念を持って目指すべき方向を持ち指し示すことは必要であると思う。というのも、今静観できるのは、当初少し強引に変えてきて、皆がやり方に慣れて、システムが落ち着いてきたというのもあるのかもしれなく、日々のちょっとした変えるしつこさも大事であると考えるからである。本を読むと、いろいろな考えがあるから考えが定まらないが、いろいろな考えを取り入れて、自分の中で最適化していくことが大事なのであろう。

こうやって一つずつ悟っていけるのが進歩であり、こういったことは学業では学べない事であり、人間関係が凝縮される仕事の中で磨かれていくのだと感じる。人は生きている限り学ぶ必要があり、これからいろいろあるだろうが、新しい学びの機会と捉えて、よりよく成長して行きたいと思う。

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